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ポスト戦略コンサル:7つの進路

Twitterにてこんな質問を頂きました

戦略コンサルに絞り、卒業後の進路について、書いてみたいと思います。
下記以外に、もちろんファームでそのままパートナーまで昇進していく方、ファームtoファームで横へ転職しながらパートナーへ昇進していく人もいます

想定しているテニュア

本記事の対象は戦コンのジュニアからマネージャー層を想定しております。理由は年収800ー2000万円レンジは求人需要が高く外にいろんな機会があるグループだからです。
 一方、シニマネ以上パートナークラスは年収3000万円を超えるため、一般求人ではマッチしません。自ずと自分の専門領域(業界及びファンクション)に限定されがちであり、こうなるとヘッドハンター経由あるいは直接のコネクションで転職されています

ポストコンサル①収入を現職以上でワークライフを改善する転職先

1.米系GAFAMなどのグローバルITジャイアント
1つ目はGAFAMです。Appleに行った人は知らないのですが、残りの4つは相応の人数がいってます。特にGoogleは数年日本で働いて海外オフィスに行く人が多いですね。皆さんワークライフが大幅に改善され楽しそうにしている印象です。

2.外資系企業。主に製薬
外資製薬も社内コンサルを抱えたいのかとても需要がありますね。実際MBBにとり、外資製薬は上客だと思います。
ヘルスケアPJをやったことがない私にもヘッドハンターから誘いがよくきていたので、かなりニーズがあるんだと思います。実際、転職している人も結構いました

3.PEファンド
報酬を維持・上げながら、引き続きプロフェッショナルファームで働ける。加えて、アドバイザリーからバイサイドへ移り、株主として引き続き"経営"へ関与できる、かつ今度はコンサルの依頼主となれる、という点でもコンサルからの転職人気は根強いですね。
また、キャリーがあり、高い報酬が見込めるのも人気の理由

4.日系のグローバルな会社
日産・ルノー、ユニクロ、トヨタ などにポストコンサルとして入る人も一定数いましたね。ワークライフを改善しながら日系大手に幹部・幹部候補として入った方を片手ほど知っています

5.メガベンチャー
昔でいうと、M3、楽天、DeNAなどに行き幹部として活躍する方。今でいうと、ラクスル、freee、Moneyforward、パークシャーなども該当するのでしょう

ポストコンサル➁リスクテイクして自分の裁量で大きいことをやる

6.起業
コンサル入社時から"経営"をしたい、という思いそのままに起業する人が一定数います。面白いのが起業する人がコンサルとして必ずしも優秀な人とは限らないということですね。確かに起業家とコンサルの資質は結構違いますよね。また最近はコンサルタントとして個人事業主をやる人も一定数います

7.未上場スタートアップ幹部
最近は結構こういう事例も出てきてますね。"0→1は得意でないが1→10は得意"というタイプの方でリスク志向の方はこのオプションを取りますね。ただ、COOやCXOで入ったものの、1年経たずに別の道へ進む方も相応の割合がいます。ここは実は起業より、リスクリターンが合わないのではないか?と個人的にはダウトと考えているオプションです

以上です。何か不明点なればコメント/DMください。
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