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パン屋さんをはじめるまで〜自家製酵母との相性

カフェでお客様から教えて頂いた「レーズンの自家製酵母」は順調に発酵。
教えに従い、1日1回フタを開けてかき混ぜて、酵母に新鮮な空気をあげる。
ドライレーズンとキビ砂糖と水だけで、レーズンに付いている酵母菌が増えて、だんだんシュワシュワしてくる。

目に見えない世界は不思議で、でもそこに存在しているのが分かる。
ビンの底に澱が溜まり、それが酵母菌が増えた証拠。
レーズンの自家製酵母液がシュワシュワしているのを見て、菌の世界に魅せられた。

右がレーズン酵母液の発酵途中。
日に日に変化するのが面白いのです♪

1週間ほど経って発酵も完了し、冷蔵庫で保存していた酵母。
もう良いのかな?と思って、冷蔵庫から出し、その先の作業を始めようとフタを開けたら、ブシューー!っと元氣な泡が!
初めての自家製酵母液作りは成功◎
これはどうやら、ドライイーストよりも相性が良いのでは?と思い始める。

そして次なるステップの「元種」作りに取り掛かると、
これもまた順調に発酵し、4〜5日掛けて完成。

酵母液と粉、水を数回に分けて合わせて
発酵させていくと出来上がる元種。
これがパンを膨らませる元なのだ。

なんの疑問もなく、自分の手を使って元種をいじっていたのだが、
教えてくれたお客様がそれを聞いてビックリしていた。
酵母起こしも、元種作りも人によって本当に違う、色々なやり方があって、
元種に粉と水を混ぜ合わせる時に清潔な「素手でやる」、「ヘラなどを使う」という風に、自分にあったやり方は人それぞれ。

私は小さい頃から素手で何かを触る(泥団子とか、うどんとか、グチョグチョして遊ぶ)のが好きだったので、パン生地も大好き!

酵母液、元種の時点で自家製酵母との相性が良さそうなのが分かったのである。
さて、元種が出来たらいよいよパン作り!


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