peacejintoni

IT勤務でギターボーカルしている28歳です 思考の整理のために書いているのでタメになら…

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IT勤務でギターボーカルしている28歳です 思考の整理のために書いているのでタメにならないことばかりですが、共感する人がいてくれたら嬉しいです

最近の記事

酒は好きな人と #23

好きじゃない人に少しでも気を使うと損だ。気を遣って関わっても大体嫌な気持ちになるんだ。もう何も気を使わない。 大好きな人とだけ話せればいいじゃないか。その人がもし嫌なやつと話していたら?話が途切れる見込みがないなら颯爽と帰ろう。その場を去って、大好きな人と会いに行く方がいい。 不味い酒が体内に循環して、酷く熱を放ってくる。この酒はあいつらのためじゃなくて、大好きな人たちのために捧げたんだ。そう言い聞かせないと気持ち悪いし腹立たしい。久しぶりに嫌な飲み会だった。

    • 満員電車で人身事故にあった #22

      昨日の帰りに題名にある通りの地獄を味わいまして、その際に気を紛らせるために書いていたことを貼り付けます。 18時50分ごろ 前の電車が人身事故となり電車が止まった。会う約束をしている友達がいたためLINEしようとしたが、電波が届かず送れない。 暑い。顔全体から汗がこぼれ落ちる。満員電車の中でなるべく動きたくないが必死に上着を脱ぎ、かなりマシになった。 満員でバッグを開けれないため、本を持ちながら乗車してよかった。本を読みながら過ごす。時折LINEは試したがダメだった。他の乗

      • 多様性を認めないなら #21

        今は多様性の時代で、LGBTQみたいな社会問題だけではなくて、みんなが嫌な思いをしないように否定しない雰囲気を作る動きがあるように思える。 この時代は、一見良いように思えて受け入れる側の我慢を強制し、我慢できなかった方が悪いという構図になってしまい生きづらくなった人が増えていることも事実だろう。 だけど自分個人はこの時代に生まれて本当によかったと思う。昔の多様性を認めない時代を想像すると、正しい人間像が世間にあって、それに沿っていないといじられることが普通だったと思う。 そん

        • オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム #20

          掲題のイベに行ってきた スタートは星野源の"おともだち"とアニメーションで、2人の男の子が笑いながらオードリーのANNの話をしている。大人になるにつれて2人は疎遠となり、仕事で疲れて座ったベンチでオードリーのANNを聴いていたところ東京ドーム公演が発表され、子供の時に楽しく話していた記憶が呼び戻される。その後2人でドーム公演を観に行く、というような内容だった。 オードリーの2人みたいに腐れ縁の仲って憧れるけどなかなか築くことができない。そこに負い目を感じてしまうこともあるけ

        酒は好きな人と #23

          共感求めすぎる癖 #19

          自分は共感中毒者な気がする。話の主軸は相手が言ったことに対して共感だし、共感できないことに関しては"あー…"というYESともNOともつかない意味のない音を発するにとどまる。はっきりと"違う"と言えるのは、自分が非難された時の弁解のような、楽しく会話をすることが目的ではなくなった時くらいに思える。これは相手を傷つけないために良い方法のような気もするし、自分の意見を言えないストレスだったり発展性のない会話となりかねなかったりと、良くない面もあると思う。 ただ、自分が話す時も相手に

          共感求めすぎる癖 #19

          べらべらと喋った後の恥 #18

          好きな本の話をして、相手が本好きかどうかに関わらず、薄いリアクションしか返って来ないという経験を何度かしたことがある。熱を持って放った言葉たちがことごとく空に飛んで落ちていく様は、思い返すとかなり恥ずかしい。今後二度とこのようなことがないよう、本の話をする時の心構えを考えてみたい。 そもそも会話というのは独りよがりではダメなものだ。伝えたいことを話者が喋りきって気持ちよくなるだけでは、聞き手は通常楽しく感じないだろう。こんな根本的なことを、本の話をする時には見失っている気がす

          べらべらと喋った後の恥 #18

          骨のヒビ #17

          スノボで手首の骨にヒビを入れてしまい、右腕が包帯でぐるぐる巻きにされた。人生初のぐるぐるだけれどめっちゃ恥ずい。でも、なんで恥ずかしいんだろう。 子供の頃は骨折して松葉杖を突いてるなんて憧れの対象だった。その頃は特別感=かっこいいと思っていたんだろう。たぶん自分だけでなく、周りのみんなも"すげえ"と思っていたはずだ。 今こうして大人になって包帯ぐるぐる巻きになってみると、全然そんな感覚はない。恥ずいし面倒なだけだ。当事者か傍観者かの違いもあるけれど、おそらく子供の頃に包帯ぐる

          骨のヒビ #17

          バンクシー作品窃盗事件から思うこと #16

          一時停止標識に描かれたバンクシーの新作が盗まれる事件が発生した。この事件について、そもそも公共のものに落書きすることは罪にならないのかという意見がネットで挙がっているらしい。 確かにもっともな意見だと思うけど、バンクシーは世界から認められているアートなのだから、落書きという認識自体がおかしいと思う。アートと落書きの線引きが曖昧であるから、ルールに乗っ取って罪に問うべきという考えも真っ当ではある。真っ当だけど、真っ当ばかりが重視された楽しいことが少ない世の中でいいのだろうか。

          バンクシー作品窃盗事件から思うこと #16

          楽しくいること #15

          この前東出昌大さんが相撲部屋で猪料理を振る舞う動画を見た。東出さんは現在山に篭って1人で生活しており、猟師として獣を狩って生きているのだけれど、それもあってかこの人の言葉は芯があって沁みてくるので動画としてとてもおもしろかった。 その中で特に印象的だったのが、生田目というお茶目な力士が「20代のうちにやっておいた方がいいことはありますか?」と質問したシーンだった。 東出さんは「特にないなぁ。ましてや角界って想像できない世界だから。 でも生田目くんはいつも楽しそうだから。 落ち

          楽しくいること #15

          恥 #14

          又吉さんのエッセイで何をしても恥ずかしく感じるという内容があり、数ヶ月前にこれを読んだ時はそういう感覚って生きづらそうだなと他人事で捉えていた。 でも気がついたらこの言葉が共感に変わっていて、まさにこう考えるようになっていた。 自分から発せられる言動は大体客観視できていないし、客観視できていると思っていても上を見ればキリがない。何をやっても稚拙になってしまう。 中途半端な能力や考えを自己表現として発すると、背伸びして他者からの承認を得ようとしているようなみっともない行為に思

          こんなに大きな月を無視して生きるなんておかしい #13

          自分を怒った上司は、今日の月を見てどう感じるのだろう。 「大きな月ですね」と話しかけたら、きっと「そうだねー」と空返事しかせず、自慢話の続きをするだろうな。 いつもより大きいな、綺麗だな、明るいな、ちょっと禍々しいな。という感動はそもそも感じることがないだろう。 怒られたのは、ミスとも言えない程の小さな事柄で、上司の指示の甘さもあった。それなのに「私はちゃんと指示したのに、なんで君はそういう対応をしたの?」と不機嫌に言われ、謝るしかなかった。謝っているのにそれを3回繰り返し

          こんなに大きな月を無視して生きるなんておかしい #13

          ヤブ医者であってほしい #12

          健康診断にて肝臓の結果が異常だったらしく、通常紙で来るところを、電話にて再検査してくださいと案内を受けた。緊急性が高く紙での通達では遅いため、電話だったのだろう。本当に気が気じゃない。 肝臓というのは悪くなってから、症状が出てしまったらもはや手遅れという話を聞いたことがある。症状は特にないため手遅れではないとは思うが、わんちゃん死ぬのか…と怯えている。 就業中は会社の同僚に「不安だよ」と言えば「不安だよね」と共感してくれ、笑って「俺死ぬわ」と返せた。 でも1人になった今、また

          ヤブ医者であってほしい #12

          37.5度未満のニート #11

          あるニートは夏風邪を引いた。 体温は37.4度ほどがピークで37度付近をウロウロしている。世間では微熱と呼ぶだろう。 微熱と言っても、辛さが"微"なわけではない。もちろんニートだから辛さが"微"になるわけでもない。 喉は痛いし鼻水も出る。倦怠感が最も辛く、ベッドで寝転びやり過ごしている。 この感覚は、世間からしたら甘えになったりもするんだろうな。 「俺なんか39度の熱でお客さんとのアポあったから仕事したよ」とか「微熱なら黙って仕事しちゃうわ」とか。 そういう人は偉いと思う

          37.5度未満のニート #11

          人による #10

          自分にとっての人生の幸福ってなんなんだろうと考えた時、家庭のある状態が真っ先に思い浮かんだ。そこから逆算してやるべきことなんて、人脈の乏しい自分にはマッチングアプリくらいしかない。 でもなんなんだろうな、このマッチングアプリという言葉から感じられるくだらなさ滑稽さは。 自分自身が利用しながら見下している部分があるのだろうか。いや、ない。大衆の認識がマッチングアプリを普通と見なせば、今まで感じていた若干の負い目が無くなるだろうから、世間がマッチングアプリを馬鹿にしているんだと思

          人による #10

          別れと連鎖 #9

          昨日おばあちゃんちとお別れをした。経年劣化により来週には取り壊される予定だ。 取り壊し準備のために空になったおばあちゃんちに、母親と入った。この家の思い出話をしながら、様子を見て周り、その中で「これはおばあちゃん見れないよー。辛いもん。」と母親が言ったのが印象的だった。おばあちゃんはまだ空となった家を見れていないらしかった。 母親だけでなくおばあちゃんも生まれ、その前の代も生まれているような100年以上の家だった。 定期的に遊びに行く程度の私がこの淋しさなのだから、母親とお

          別れと連鎖 #9

          人間失格と飯 #8

          手放しで好きと言えるものって飯一択なのかもしれない。何にも考えたくない、癒されたい時、飯に関連した動画やドラマ、漫画を見ている。もちろん食事自体が好きで、暇な時は今日何食べようかなあと気づいたら考えている。 一方、太宰治の『人間失格』の主人公葉蔵は、世間を信頼できず、自分も信頼できず、常に苦しい状態で生きているような人間で、そんな葉蔵は食事が嫌いだった。もし葉蔵が飯好きだったら、もう少し生きやすかったのではないかと思う。手軽に幸福に思えるものが側にあるかないかで、その場しのぎ

          人間失格と飯 #8