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12/21 今日の思考整理 「納豆への信心」

納豆をご飯にかけて食べたら、あまりの美味しさに考え込んでしまいました。

旨さの種類を追っていくと、そこにはどこか「安心感」「ほっこりする旨さ」みたいなものがあるように感じます。

納豆から放たれている、その「僕は君を決して傷つけない、だから、安心して食べてね」っていう圧倒的な安心感、これなんなんでしょうね。

日本人って、好き嫌いは別として、「体にいい」って言う意味において、納豆に全幅の信頼を置いているように僕は感じています。

納豆は好きじゃない、と言う人はいても「納豆は体に悪い」という人はいないんじゃないかな?って思うんですが、僕だけでしょうか?みなさんいかがですか?

発酵食品で、生きた食材である、とか、第2の脳と言われる腸にも良いとか。
まるで偉大な人のドキュメンタリー映画で、周りの人がインタビューでその人の偉大さを語るように、納豆の功績を讃える声は枚挙にいとまがありません。

「ブッダの言葉はありがたい」、と同じくらいに「納豆は体にいい」という言葉には、異論を挟みにくいんじゃないでしょうか。

でも、ふと思ったんですけど、ただ、これって盲目的に信じてるだけかも、って思ったんですね。

で、ネットで調べてみたんですが、健康にいい納豆も、食べ過ぎは良くないみたいです。普通ですね。

さて、そんな納豆を食べていて、なぜ美味いのか、どこが美味いのか、何が旨さの秘密なのか・・旨さのあまり、5W1Hの思考が湧き上がり、考え込んでしまいました。

僕はおかめ納豆の旨味まろやか昆布だし、というのが一番好きなんですが、その昆布ダシの味だけでなく、添えられたカラシが重要な役割を担っていますね。
ダシの旨みと甘さ、そこにカラシ。納豆の独特の風味と食感。うまい食べ物って、様々な要素がお互いを引き立て合っているんですよね。

これってあらゆる物事においても同じことが言えるんじゃないでしょうか。例えば組織であれば、お互いを引き立て合う関係、あるいは潰し合う関係。
この場合、引き立て合う方が良いですよね。

美味しい納豆ご飯は、人がよりよく生きる道を、そっと指し示してくれます。


さて、余談ですが、辛味って色々種類がありますね。

カラシは酸味のある辛さ。ワサビは鼻にツンとくる。唐辛子はヒリヒリ、大根おろしはピリッと。黒胡椒は塩辛さに近い。山椒は痺れるからさだ、と孤独のグルメで言ってました。

カラシは黄色、ワサビは緑、唐辛子の赤、大根おろしの白。
胡椒の黒。山椒は・・何色?

辛みにはカラーがある。

って言う言葉が思考の中に浮かび上がってきた時、「お!うまいこと言う!」って思ったんですが、じっくりこうして文章に認めていると、鮮度が落ち、少し言うのが恥ずかしいのですが、そのまま締めます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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