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今さら「パンデミック」?

コロナウイルス(英語: coronavirus; CoV、中国語: 冠状病毒)

コロナは今に始まったわけではなく、昔からわかっていたウイルス。

今回原因不明の肺炎で、いろいろ調べてみたら旧型コロナと似て非なるウイルスだったから新型コロナ(COVID-19)と命名された。

そして今、コロナには2種類のタイプがあることが暫定的にわかってきた。

塩基配列の違いから、7割を占めるL型と3割のS型。

L型は感染力が強く、武漢ではL型が大半を占めた。

「パンデミック」=ある感染症(特に伝染病)が、顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語

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WHOは、今さらパンデミックとしたが、流行国内ではすでにパンデミック担っているのは周知の事実。

医療関係者の中では、人の流れを少し止めたぐらいではパンデミックは防げず、来年は「common diseaseの一つ」として認知されていくとの見方もある。

問題なのは、基礎疾患の有無や年齢で死亡率が大きく異なること。

高齢者、基礎疾患がベースにあると肺炎の重症化や基礎疾患(心不全など)が悪化し死亡するケースが往々にしてある。(どの疾患があればより重症化しやすいかは今後判明してくるだろう)

①ウイルスにかからない人
②ウイルスに罹患しても肺炎のならずにすみ人
③ウイルス肺炎の発症しても酸素投与程度の対処療法で乗り切れる人
④ウイルス肺炎が重症化し、NPPV・挿管などの集中管理が必要になる人
⑤肺炎が重症化する中で基礎疾患が悪化する人
⑥ウイルス血症から髄膜炎・心筋炎などになって重篤な後遺症・死亡する人

武漢で医師として勤務した場合、患者が殺到してしまい、肺炎に対して(人工呼吸器が足りず)十分な集中管理ができず命を落とす人が多くいたこと、⑤に対する対応が不十分にならざるを得なかったことが起こり得る。

その状況下での死亡率2%なので、今のところ集中管理ができる日本では④⑤を救命でき得るため、そこまでの死亡率ではないのではないと考える。

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