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夜空


通勤の帰り道には夜空を見上げていた

今年は元旦から地震があった。
阪神・淡路の地震から今年で29年経った。
奥尻島で地震があったのが、1993年。北海道南西沖地震
1994年に、北海道東方沖地震。三陸はるか沖地震。
翌1995年に、兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)が起こった。
奥尻島以前にも、小さな地震も大きな地震もたくさん発生しているが、奥尻島の報道のインパクトが大きく記憶として残っている。

1987年から1990年の間は大きな地震がなかった事で、奥尻島の地震のインパクトが大きく、その次の年の北海道東方沖や三陸はるか沖地震が発生した時だったか?、次は来るぞ!と感じていた。

体験

 阪神淡路が発生するよりも何ヶ月か?前からは、月が紅く染まって見えていた。その異様な月の紅さを毎日の様に観ながら、帰路に着いていた。
自家用車のガレージは、自宅から離れていたので、夜道を歩く時には、空を見上げて星を眺めながらのんびりと歩く毎日だった。帰宅時間も21時より早くに帰宅する事がなかったので、街頭がポツリ、ポツリと灯る程度で、ほぼ真っ暗な路地を歩いて帰る日々。

阪神淡路が発生した日から、そんな夜空が一変した。
震源地からはかなり遠い日本海側に住んでいたので、火災による煙では無い筈だが、雲もない夜空には、星が1つも見えなかった。

その日からか?どうか?は記憶にないが、空には南の空から北へ向かう気配を感じていた。霊が北へ向かって飛んでいるかの様な錯覚なのか?空を埋め尽くす姿が何故か見えてしまい、星🌟が全く見えなかった。恐いという感覚に襲われはしなかったが、気持ちのいい景色ではなかった。

ヒトは亡くなると魂が恐山へ向かうとか?そんな話を聞いていたので、阪神淡路で亡くなった方の霊が恐山へ向かっているのだろう。と思って念仏を唱えて歩いていたのかもしれない。

それから1年くらいだろうか?星空が見えなかったのは⋯
今は星空は見えている。

水の味が変わった

去年の年末にも、月が紅く見えている時があり、でもまさかなぁ?と思ったりしていた。
12月に入り、正月前に水道の水漏れを直してもらおうと水道屋にカラン交換をしていただいた。その後から、水道の味が変わった?

なんか変な味がする?と家族に言われて、薬を飲む時の水の味が変わっていると気付かされる。沸かしても今までとは違う味がする。

塩ビパイプが老朽化で破れたので、繋いで部分的に新しくなってるコトとその際の接着剤や、カラン取付時の添加剤等の味が残っているのか?とも思ったが、そんな水の味の異変が元旦まで続いていた。

そして地震が発生した。

その後には、水の味が元の味に戻り、変な味が消えていた。

もしかすると記憶に残っていないだけで、小さくても多くの異変を、感じていたのかもしれない。と思うと、ヒトの感覚って⋯!!!


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