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小2息子、サマーキャンプ行ってきました✨

こんにちは、Pegです。
ブログ『わが家はインター。』を運営しながら、2人のバイリンガルキッズを育てています。

今日は、わが家の小2ムスコが夏休みに経験した、サマーキャンプについて。
発達遅延のあるムスコをサマーキャンプに行かせようと思った理由についても、お話してみたいと思います。


サマーキャンプって何?

そもそもサマーキャンプとは、言葉通り夏に経験するキャンプのこと。
もともとはアメリカが発祥で、夏休みが2~3ヶ月と長いアメリカのキッズたちが充実したバケーションを過ごせるよう、各学校や機関が提供しているサービスです。

同じような意味合いで、「サマースクール」と呼ばれる活動もありますが、どちらかというと野外活動系をサマーキャンプといい、STEM教育など屋内活動を含めたものをサマースクールと呼ぶそう。

現代では、プログラミングやリトミックなど、野外活動を前提としないアクティビティも多くなってきているので、子どもの性格や教育方針に合わせて、サマーキャンプかサマースクールかを決めるご家庭もたくさんありますよ。

小2ムスコ、サマーキャンプデビュー!

そして、わが家の小2ムスコが今年、サマーキャンプデビューを果たしました!
キャンプはもちろん、雄大な自然の中で虫を探したり、植物を観察したりするのが大好きなムスコ。
お泊まりができる年齢になったら、ぜひサマーキャンプにも行ってみてもらおう…とひそかに企てていました。

こちらの記事でご紹介しているサマーキャンプをあれこれ吟味しましたが、チェックし始めた時期がチョット遅くて…望ましいものが全部埋まってしまっていたんですよね。

そんなとき、年長ムスメが所属しているスポーツクラブで開催しているサマーキャンプが、

  • 信頼できる先生が引率してくれる!

  • 1泊2日でちょうどいい!

  • 自然体験をさせてくれる!

  • 同世代、同性のグループでまとめてくれる!

という好条件が重なっており、良さそう!と思ったんです。

ムスコも、友達がいないと参加したくない…というキャラではないので、1人で参加して現地で友達を作ってくるだろうということで、申し込んでみることに。

わが家は双方の実家も遠く、子どもたちが1人でお泊まりをしたことがないので、夜トイレ行けるかな?仲良しのお友達できるかな?と、小さな不安は次々によぎりますが、安全に楽しんできてくれることを祈って、どっしり構えて送り出すことができました。

ワクワクムスコと、ヒヤヒヤ母

ムスコは、サマーキャンプ当日までずっとワクワクワクワクワクワクワクワクしていました(笑)
1ヶ月以上前に申し込んだのですが、「まだ?」「長すぎる!」と、毎日のように聞いてきていました。

ワクワクしてくれるのは母としてもありがたいし頼もしいけれど、
サマーキャンプがどんなものかまだ分かっていないんだろうな…
行って、何事もないといいな…
わたしはそんなヒヤヒヤした心境で、当日までなんだか心がふわふわしていました。

出発当日は、集合場所でみんなが「楽しみ~!」「川で遊ぶんだ!」「虫も捕るんだ!」と大盛り上がりだったので、ムスコもハイテンションでバスに乗り込んでいきました。

発達遅延や発達障害あるあるですが、本人が楽しみにしていてくれる喜びと、実際にうまくいきますように…という切なる願いは、まったく別物なんですよね…(笑)

刺激いっぱい!発見いっぱい!の2日間に

ここからはサマーキャンプを終えてのお話になりますが、ムスコは普段のマイペースっぷりを大いに発揮しながらも、2日間をとても楽しんだようです。

  • 川遊び

  • 実験遊び

  • 謎解きゲーム

  • クイズゲーム

  • 工作タイム

  • 大浴場でのお風呂

  • ホールでの食事

はじめての場所で、はじめての人たちと、慣れない2日間を過ごすこと。
大人でも緊張し、どっと疲れてしまうようなことですよね。
ムスコのサマーキャンプは、友達と一緒に申し込んだわけではないので、同じ学校の子もほとんどいませんでした。
誰も知らない中、その場を楽しむということですら、ハードルが高かったかもしれません。

が、帰ってきて1~2日すると、
「謎解きで、チームの誰も答えが分からない問題があった」
「誰かが蛙を見つけて、ぼくも触ってみた」
「お母さんが持っていけといったライフジャケットは、先生が使わないというので着なかった」
などと、ぽつぽつ話してくれるようになりました。
(最後のは軽くわたしが恥ずかしいやつですねw)

家族と離れて過ごす1泊2日を経験し、彼の中でポジティブに明るく生きるヒントが見つかっていればいいなと思った、サマーキャンプ体験でした。

発達遅延のムスコをキャンプに行かせたワケ

さて、そんなこんなで無事に帰ってきてくれたムスコですが、彼には発達遅延があります。
病院で正式な診断はされていませんが、ほぼ発達障害です。
ASDと、ADHD(多動&衝動)が強いかな、という感じ。

※学校で診断書が必要になれば病院を受診しますが、今のところ明確な診断名を聞かなくてもまぁいいかな、という状況なので未受診です。

そんなムスコをサマーキャンプに行かせるのは、とても勇気のいることでした。
いつもはそんなことないけれど、はじめての場所で興奮して、先生の言うことも聞かずに危険な場所に立ち入ったりしたら…
たった1泊2日だけど、お友達とモメてしまったりしたら…
そんな心配が絶えず、最後まで悩み抜きましたが、
息子が行ってみたいと言っているのに、心配だからダメだと言うのは違うだろうと思ったんです。

スクールカウンセラーの先生も、ムスコについて
「親がいなくても、なんでも自ら挑戦できる子。失敗すると落ち込むかもしれないけど、それでも底抜けに明るい子。友達とモメることもあるけど、朗らかで優しい子。こんなにいい子なんだから、もっと信じて何でもやらせてみなさい!」
とわたしに喝を入れてくれました。

これまでも、ムスコが挑戦したいと言うことはできるだけさせてきたので、今このタイミングが、「1人でのお泊まり」を体験させる最初のチャンスなのかもしれない…と思い、背中を押してみることにしました。

まとめ:自分らしく、強く、明るく

今回のサマーキャンプに、意を決して行かせてみたのもそうですが、わが家では自分で身をもって経験・体験することをとても重要視しています。

おうち英語をしているのもそう。
発達遅延の特性により、日本という環境が合わない可能性のあるムスコには、この先いつでも自分の意思で、日本を出て行っても生きていける力をつけてやりたい。

どこに行っても自分らしく、強く、そして明るくハッピーに生きていってほしい!と常に願っています。

サマーキャンプを経験したことで、そんな生き方を見出すヒントになっていればうれしいです。


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