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【幸せのヒント】ドーパミンの興奮と深層心理の関係を探る

こんにちは。ペガサス大学学長、ペガサスハイドです。今回は人の幸せを司る、ドーパミンの話をしますね。

ドーパミンという言葉はよく聞くけど、よくわからないと言う人もいると思いますので、簡単に説明させて頂きますね。ドーパミンとは瞬間的に、パッ! と幸せを感じる時に体内で分泌されるものです。

「わっ!おいしい!」「やったー!勝った!」「ふふっ、いい気分♡」「ハァハァ気持ちいい〜!トレビア〜ン♡」

これらの気持ちは、ドーパミンで得られるものだと思って頂ければわかりやすいと思います。

それでですよ、僕は「幸せになれない」と嘆いている人は、ほとんどがドーパミンによる瞬間的な快楽や興奮を求めているように見えるのです。

瞬間的な快楽を求め続けた結果、依存症になる人もいます。「買い物依存症」「パチンコ依存症」「アルコール依存症」「SEX依存症」などがわかりやすい例です。これらは瞬間的な快楽を得られますからやめられないのです。例えばアルコール依存症の人は、お酒は体に悪いとわかっているけれど、酔っ払らうのが気持ちがいいのでやめられない…そんな感じです。 

依存症と言うと病的に感じる人もいるかもしれませんが、例えば甘いお菓子がやめられず、肥満になってしまう人などもこの傾向があります。ドーパミンによる快楽を求める人は、「おいしい」「甘い」などの瞬間的な快楽を求め続ける傾向があるからです。

この写真、ちょっと可愛く感じるのは何故 www

甘いお菓子をバリバリ食べて「はー痩せないわ。私ってどうしてこうなのかしら…」と言っている人は、本当はお菓子が欲しいのではなく、体内で分泌されるドーパミンによる快楽や開放感が欲しくてやめられないのです。自分がお菓子ではなく、本当はドーパミンの虜になっていることに気が付けば、何か別の対策が考えられるかもしれません。 

もう1つ、人の幸せを司る体内分泌物としてセロトニンというものがありますセロトニンは理性や調整、自己コントロールを司るもので、セロトニンで感じる幸せはドーパミンとは違い、長期に渡ってゆるやかに作り上げたもので感じます。

例えば、「今まで頑張ってきて良かった」「あの時があるから、今の私があるのね…」と言ったような、決して刺激的ではないけれど、ゆるやかに、だけど確かに感じる幸せのことです。

ドーパミンによる瞬間的な刺激や快楽だけが幸せと思い込んでいる人は、高カロリーで味が濃いものを求め続けたり、ちょっと危険な異性を求め続けたり、買い物やギャンブルなどで大金を注ぎ込みむのです。それは瞬間的な快楽だけがその人にとって解放であり、それが自分の幸せと思い込んでいて、その刺激がなくなると「私ってダメな人間…」と間違った認識をしてしまいます。何故ならドーパミンによる快楽や快感は、いわば自分への「ご褒美」や「報酬」と感じるからです。「ご褒美がもらえなくなる自分 = 無価値な存在」と思ってしまうのです。

頑張っているのになかなか幸せになれないとか、失敗を繰り返すという人は、このドーパミンの快楽だけを求めるから、つまりドーパミンによる快楽だけが自分の幸せ(ご褒美)と思い込んでいるから、真の幸せに辿り着かないのです。

「私もその傾向があるかも」と思った方は、自分が求めているものは本当はドーパミンによる快楽だと知り、今の自分がやめたいと思っているものを、他の何かに置き換えられないかを考えてみて下さい。

そして同時に、セロトニンによる幸せも求めてみて下さい。ゆっくり、だけど確かに手に入れられる幸せが、あなたにも必ずあるはずです。

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