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僕の大好きなサッカー選手が、うつ病だった件。

僕は、幼稚園から高校までサッカーをしていた。

自分がプレーすることも好きだったけど、それよりもスーパースター達のプレーを見ることが何よりも好きだったしワクワクした。

地元の名古屋グランパスも好きで現地観戦もよくするけど、やっぱり海外のスター達は華があるしびっくりするようなテクニックを披露してくれる。

僕のポジションがボランチだったこともあり、シュートやゴールよりもどちらかといえばアシストやパスに昔から目が行きがちだった。

今まで数十年サッカーを見てきて、こんなに好きになった選手はいないといえる人がいる。

元スペイン代表 グティ。

みんな言いたいことは分かる。

はい、とにかくイケメン。

ハリウッド俳優顔負けのルックスを持つグティの代名詞はやっぱりパスやアシストの精度の高さだと思う。



小学生時代に彼を見て一瞬で虜になった。

彼を真似てロン毛にした。

とにかく憧れた選手だった。


レアル退団後はベジクタシュで現役を引退し、その後は監督やコーチ業を行っているグティ。

この前、たまたまYouTubeで海外サッカーのニュースを見ていたら、衝撃の動画を見つけてしまった。


この動画の中で、レアル時代のインタビューを受けているグティ。

当時プレッシャーはあったか?という質問に

『常に大きなプレッシャーがあった。
 約2年間、抗うつ薬を飲みながらプレーした。』

と話していた。


嘘だろと。とにかく驚いた。

海外、ましてやレアルでスタメンを張るのは考えられないプレッシャーに押しつぶされそうになると思う。

現に、イニエスタもバルサ時代にうつ病だったことを告白している。

ただ、自分が昔から憧れたグティがまさかそんな状況でサッカーをしているとは思わなかった。


常に勝つことを求められ、調子が悪ければファンから叩かれる。

海外サッカーでは、負ければ殺害予告されるようなチームもある。

僕らは、彼らの華々しい部分しか見えていない。

彼らが活躍するまでに、どんなプレッシャーと戦っているのかは想像がつかない。

それだけプロは厳しいということだし、ただサッカーが上手いだけではやっていけないということなんだと改めて感じた。

そんな厳しい環境に、最近は多くの日本人プレーヤーが海を渡りプレーしている。

本当にすごいことだと思う。
言葉の壁もあるし生活もまるで違う。

多くのプレッシャーに打ち勝って戦う選手達にリスペクトを送りたい。

そして今年のW杯で躍動する選手たちが本当に楽しみ。

サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。