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3/22 【人生初、大腸内視鏡検査の話をさせてほしい。】

健康診断で、便潜血が引っかかった。

便潜血、、?と、よく分からない項目が引っかかっており、結果を見てみると要検査と書いてある。一体これはどんな症状なのか?自分には痔もあるし、それが少しこすれて血が出ちゃったのかな、、くらいに、当初は軽い気持ちでいた。

腸活には力を入れている方だし、まだ一応20代ではあるし、、大丈夫👌なんて自分に言い聞かせてはいたんだが、なんかどこかモヤモヤする。

調べてみると、腸には痛覚というものが無いらしく、癌や炎症がまあまあ進行してからでないと症状として感じにくいそう。

んー、直感でこれは検査しておこうと、いつもならほったらかしにしていたはずだが、ここ数年の健康に対する意識の向上が自分を促し、早速大腸内視鏡検査の予約をとった。

血液検査をして、腸のレントゲン?を撮って、また後日に日程調整をして内視鏡をお尻に挿れる日を決める。正直、ゾワゾワが止まらない。


1度目に決めた日程の2日前に胃腸炎を起こし(緊張しすぎていたのかもしれない。)延期をして昨日、また病院へ向かった。というか、送り迎えがついていて、病院のスタッフの方が迎えにきてくれた。

車内で大腸トークをする。
ここ数年、食の欧米化や脂質の摂りすぎ、糖質の摂りすぎなどで日本人の腸は段々と弱くなっているそう。死因で大腸がんが上位に躍り出るくらいには、いわばがんの中でも主流な病気だと話を聞いた。

「うちでも見つかったけれど、手遅れになった人は何人もいます。だから、早めの検査を勧めてます。」

急に怖くなる。え、もしかしてガンなのか?まだやりたいことだってたくさんあるのに、、と、20分ほどの車内でかなりバッドに入ってしまった。

到着するなり、すぐに着替えてくださいと更衣室へ案内される。

「穴が空いた方を後ろにして紙パンツを履いてくださいね。」と、穴空き紙パンツを手渡される。いつも酵素風呂で履いてる紙パンツの、ほんと肛門あたりに穴が空いたすこし恥ずかしいパンツを身にまとい、いざ検査台の上へ向かう。

看護師の方が3名、もう恥ずかしい。
だってパンツに穴が空いてる。これは検査だと自分に何十回も言い聞かせ、横たわる。

脈拍を測る。緊張してますか?との問いかけに、「そこまでですかね。」と強がってしまう。ところが、心拍数135を叩き出し看護師さんから「大丈夫、寝てれば終わりますよ〜。」と慰められる。情けない。あまりにも情けない。強がって嘘をつき、パンツに穴空いてるわで、自分の惨めさを痛感した。

点滴を打ってもらい、先生登場。
体調いかがですか?始めていきますよ〜。

、、、

目が覚めると、別室で爆睡していた。

え?夢?何が起こった???
もちろん自分の肛門にはもうカメラもなく、点滴すら抜かれていた。

看護師さんが様子を見にきてくれ、「何が起こったのですか?」と馬鹿げた質問をしてしまう。

「え?もう検査終了です。着替えてお家まで送迎しますよ。」

意味が分からなかった。気絶とはこのことを言うのかと。始まりますねの、ねが聞こえてからの記憶が一切無い。もちろん、痛みだってなかった。

「小さなポリープを切除したので、3日は安静にしてくださいね。」とだけ言われ、また家まで送ってもらった。

はっきり言うと、帰りの車内の記憶もあまりない。

気が付いたら、自分の家のベッドでスマホをいじっていた。

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昔は胃カメラ、大腸カメラともに苦痛でたまらないものだったそう。そのイメージが広まり、年配の方などがだいぶ症状が悪くなってから受けにくるらしい。

正直言います。苦痛ゼロです。

僕と同じ20代の人でも、早め早めの検査をした方が良いと心底思った。痔だから関係ないとか、一番良くない。診てもらってなにもないならそれで安心だし、本当に検査が楽だった。

内視鏡検査、怖いと思ってる方。病院にもよりますが、マジで進化してます。僕はポリープがあったので、数年に一度は定期的に受けようと思ってます。

サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。