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4/3 【そんな意気込んでると、長く走れないよ。】

新年度が始まった。
あまりそんな感覚が個人的にはなく、なんとなく訪れた春の陽気と飛び始めた黄砂が「あ、春なんだなあ。」とふと思い起こさせる。

なんか春って、やらなければ!みたいな気持ちにならないですかね?

大多数の人が新たな年度のスタートを切ったり、新たな環境でのスタートダッシュを切ってやろうと鼻息を荒くする。その聞こえてくる鼻息が自分の焦燥感に刺激を与えてくる。なんとなく、周りもやる気になってるから、僕私もやらければ、、!という、日本人特有の同調圧力とでも言うのだろうか。周りがやる気なのに、やる気がない自分はダメなんだと思ってしまいがちだ。


全員が全員スタートダッシュを切れるわけでもなく、また全員が全員、春が絶好調という訳でもない。個人個人でスイッチを入れるべきタイミングや、調子のいいタイミングなどもバラバラだから、なんか上手く周りについてけてば問題ないんじゃ?とも思うが、社会は残酷で、どうしてもその波に乗り遅れると評価が上がりずらい部分もあるんだよね。

最近よく思う。スタミナが切れないような振る舞いを早めに身に付けることの重要性。要は、スタミナなのだ。僕ら人間は、スタミナが切れるとおしまいだ。体育会系ぽく聞こえるんだが、スタミナというものが本当にものを言うんだ。やる人はタフであり、自分のHPをしっかり把握できてる。

スタートダッシュで爆発的に前に進んだ人が、長い距離走れないのと似ていて、自分のスタミナの使い方と、そのスタミナはどんな時に著しく低下するのか。どこまでスタミナが減ると、心身のパフォーマンスが落ちるのか。長く社会で生き残っていくために、地位や評価を得るよりもまず把握していないといけないのが、これなんじゃないかって、一度くたばった人間は思うんだ。

いつだって自分のことは二の次で、とにかく爪痕を残そうと頑張るのもそれは良いんだけど、僕はいつもそんな人を見ていると思う。一握りだなって。爆発が爆発を呼び、ビッグバンを起こせる人間は限りなく少ない。それなら、早いとこ自分の特性を把握しておいて、長く走り続けるにはどうしたらいんだろう?を追求すること。一発の大爆発と、コツコツ長い期間打ったジャブは、もしかすると同じくらいのインパクトを残せるかもしれない。


生き方の正解などこの世には無いと思うけど、心身のスタミナは、無くなると思ったよりも回復しないのを知っている。だからいつだって言いたい。長距離ランナーになろう。途中途中、給水という名の休憩なんかも入れてみてさ、短距離走だと自分のことしか見えないけれど、長距離走だと周りの応援もしっかり見えるんだよね。そんな応援もしっかり聞きながらさ、長く走っていこう。


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