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肩透かし?な水曜日、ご褒美のインターバル

「さあて、いよいよ新しい薬始まるぞ」と、ちょっと緊張して出掛けていった年明け初の病院。
・・・だったのだけど、行ってみたら新しい治療は半年延期になっていた。
当初から予定されていた術後のキイトルーダと ”一緒に” ではなくて、キイトルーダを終えた後で、今回からする予定だった追加の抗がん剤を “順番に” していくことにしたとのこと。

意気揚々?と、朝起きて乗り込んで行った割には、肩透かしの水曜日であった。
「後半年、治療を駆け抜ければそれで治療は終わり!」と思っていたところ、治療期間が延びて、「治療は今年いっぱいかかってしまう」ことは、正直、自分にとってはかなりがっかりなことではあった。
でもまあ、この体調的にはあまり不安要素のない(はずの)、気持ち的にはのんびりと過ごせる半年間を、“術後のご褒美のインターバル” として捉えようと思うことにした。

◇ ◇ ◇

術後の経過はといえば、とても順調なのだけど、最後の抗がん剤治療から2ヶ月、術後ひと月が経っても、やはり血管は出なくなってしまっているようで、今日の採血も刺すこと3回、点滴の方は1回で終わったけれど、いずれも刺し終わるまでかなりの時間がかかった・・・。

私自身としては、何度も刺されることよりも(死ぬほど痛いわけではないし、何度刺されても命に別状があるわけでもない)、刺し終わるのに時間がかかることが実は少しストレスである。
時間がかかると、どんどん混んだ時間になってしまい、診察も遅くなり、点滴も遅くなり、会計も遅くなり、、、結果、帰るまでの時間がどんどん遅くなってしまうからだ。

なんとかサクッと刺してもらえるようにできる方法はないのだろうか?
朝、水分はなるべく多めに摂ってからいくようにもしているが、他に何かいい方法はないのだろうか?
残り8回。しばしの課題である。

◇ ◇ ◇

さて、しばしの “術後のご褒美インターバル” 。
軽めの運動(少し体力戻さなくっちゃ)。
楽しい食事(味覚もほぼ元に戻っている)。
真面目に仕事(少しのんびりし過ぎたかもしれないけれど)。
大切な人たちとの時間(やはり大切な人は大切にしないと)。
たまのお出かけ(これまでなかなかできなかったけれど気分転換にも)。
・・・そんな時間に使っていきたいと思う。

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