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【婚活振り返り】条件で愛を探すことの何が悪いのか

先週結婚相談所のコーディネーターさんに最後の面会をしてきた。普通8か月で退会する人が多いのにわたしは1年いた。完全な劣等生。

そんな劣等生が婚活で何がキーになったのかを書こうと思う。気が向いたらシリーズにしようかな。

さてタイトルなんだけど、結婚相談所に入ると周りに言ったときまあいろいろ言われたわけだけど、1番多かったのが次の声だ。

「条件で検索して出会って、相手のスペックを見る出会いだなんて本当に相手を好きになれるの?」

そう思う気持ちもわかる。結婚相談所ではまず相手のプロフィールを見て、会うかどうか決める。顔とか学歴とか年収とか身長とかスペックで選ばれるしこちらも選ぶ。なので一般的に出会って徐々に好きになって…というステップとは異なるっちゃ異なる。しかし!

結論から言うと私は条件で選ぶことを徹底して、将来の旦那さんが見つかったしとても恋に落ちている。

先日結婚相談所のコーディネーターさんにわたしはこう言われた。
「みよよさん、何でこの男の人にいくんだろうってことが何回もあってそのたびにヒヤヒヤしておりました…」

わたしは筋金入りの男を見る目がない女なのだ。というか前の彼氏にギリギリまで転勤の話をされなかったという不幸な過去もあるのに、前の彼氏のこと別れてもとっても好きだったし、その前の彼氏は1年付き合って急に音信不通になるし、その他自分を大切にしてくれない男を何度も好きになってはボロボロになった。そしてそのことを認識していたのにも関わらずその癖はなかなか治らなかった。

けどだらだら婚活を続けて、心が折れてそのまま仕事が忙しくなり、休止。再開した今年の3月。さすがに何かを変えないとやばいと思いコーディネーターさんに相談してみたところアドバイスが超的確だった。

「みよよさん、前付き合った(結婚相談所で付き合ったひとのこと)時に話合わないの厳しいって言ってましたよね、それを優先にしてあとの条件いったん捨てましょう!」

と、その直後に出会ったのが今の彼だった。

わたしの求める条件を全てクリアしているし、とても優しい人。コーディネーターさんはこれで恋に落ちる安心!と思っていたらしいがそこはさすがのわたし。違う人に夢中だったのである。

その人は全然条件に当てはまっていなかったのだけど、すごくかっこいい(顔かよ)し、lineも毎日してくれたし、毎回会うたびに好意をほのめかしてくれたし、連れて行ってくれるお店は皆オシャレで会話も楽しかった。
一方の彼は最初会ったときは4言位しか話さなかったし、全然line返ってこないし、何回会っても楽しいとしか言われないし、なぜかデートは公園ばっかだった。話も日本の歴史とか彼の勤めている会社の業界豆知識とか普通女性の前で話す?それって感じだった。でももともと優しいから、彼の不器用さは別に嫌な感じじゃなかった。

けど悩む、悩む。どちらの人と一生を過ごしたいんだろう。条件通りの人と、条件通りじゃないけど王子様みたいな人と。

で困った私はコルクラボのメンバーに思わず相談!彼らの情報をひたすらいう。今の彼の話をしたとき、メンバーにこう言われた。

「彼の話をするみよよちゃんは楽しそうだね」

はっと気づいた。
今までの彼氏の話をするとき、わたしは楽しそうだったのだろうか。

いやきっと楽しそうじゃなかったんだと思う。表面では優しくしてくれて、色々言ってくれてお姫様みたいにちやほやされて、そんな話をしたら皆に羨ましがられるし、いいなあって言ってもらえる。そこに条件とかあんま関係なくて。いかに男の人がエスコートしてくれるか、素敵なことをされたのかを皆見てるし、それを話すことでわたしは大事にされているって自分を納得させていた。

けど自分が心から求めていたのは、お姫様みたいなエスコートじゃなくて、うわべの甘くてとろけるような言葉ではなくて、一緒にいて楽しい会話が出来て、いつまでも論じ合える仲だった。そうわたしがお相手に求めるスペックを彼は持っているからこそ楽しい時間が過ごせると気づいたのだ。

結婚するなら彼だ!わたしの気持ちはそこで決まった。

そしてそれから相変わらず告白されない日々が続き笑。けどとても楽しかった。デートは公園かカフェでずっと話しながら過ごすのが普通になっていた。そこには甘い言葉もお姫様みたいなシチュエーションもない。ただひたすらコーヒーを飲みながら4時間とか5時間話す。やっと告白されたと思ったら「そろそろお付き合いしていただけませんか」ってこれもまたロマンチックではない言葉。でも心から嬉しかった。

お付き合いしたら少し行き先を変えて映画を見に行ったりもした。けど私たちの基本は変わらなかった。映画を見たらお互いの感想をカフェでひたすら話す。何時間でも一緒にいられるこんな平凡な毎日が続くんだなあ嬉しいなと思っていた。

そんなある日のこと。

海に近いオシャレなホテルで大きな花束を持って「僕と結婚してください、絶対に幸せにします」って言われた。

一生で1番嬉しくて、思わず泣いた。今までの出会った男性のどんな甘い言葉よりも、お店でのおもてなしよりもロマンチックなシチュエーションだった。

うわべではなくて、行動で示してくれる彼こそがわたしがずっと求めていた王子様だった。

わたしが恋愛とか婚活がうまくいかなかったのって、自分がどうしたいかがボンヤリしていたんだと思う。わたしは恋愛話が好きだったからこそ、周りに羨ましいって言われる恋愛をしたいって心のどこかで感じていた。だから分かりやすく素敵なエスコートをしてくれる男性に惹かれ続けていたのだった。特に行動が伴っているかなぞだったのにも関わらず。

自分がどうしたいかというのがはっきりしたら「こういった条件の人がいい」というのは必ず見える。見えたらその条件以外は捨てられる。巷だと自然に恋愛するというのが良いみたいになっているから、「スペックで探すなんて自然じゃない」って思われるだろうけど絶対普通に恋愛している人も「こういった人がいい」は無意識のうちに持っているはず。そこがボンヤリしていると人の条件に惑わされるから自分の考えが見えなくなる。結果何となくで付き合ってしまうのかなって自分は感じた。

「この人ならいいか」ではなく「この人でないとだめだ」を見つけるのは自分が何を求めているのかをはっきりさせること

1年かけた婚活の秘訣はここにあるのかな。気づくの遅かった!

超長くなってしまった。てか婚活の話とか需要あるのか分からないけどせっかく1年やったので学びをまとめてみた。楽しかったけど二度とやらない笑












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