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YouTubeライブのスパチャで考えさせられたこと

昨日から、体調は悪いものの、今朝ふとTwitterで見かけたつぶやきに「え?そんなことがあったの?」ということで、気になって何が起こっていたのかを録画版が残っていたので、聞いていた。

私が気に入っている方のYouTubeライブが昨日(日曜日)はいつも通りにあって、私は気がつかずに寝てしまった。

YouTubeライブは、色々な条件をクリアすれば、ライブ放送ができる。そのついでにということで「スパチャ(スーパーチャージ)」という投げ銭制度があって、基本配信する人のきまま演奏だったり、コメントを投稿した人のを演奏するとスタンス。

ただ、「スパチャ」で曲目と演奏してほしい理由を書いて、投げ銭をすると、コメントでリクエストしている人より優先するという制度をしている。

スパチャについては、500〜50,000円の範囲で投げ銭ができるけれど、それを3割はYouTube側が受け取り、残りは配信者に入るシステムで、この方は、スパチャでいただいたお金は、楽譜や機材購入に充てるということは、話されているし、画面上にも書いていた。

しかし、昨日「有料チャンネルかよ」という一言が、周りの雰囲気を凍りつかせたらしく、受けていたスパチャのリクエスト曲、コメントで書いていた「こういう曲が聞きたい」というのを、全部こなして終わらせた。

人柄が良い方で、このシステムを10年間運用してきて、初めてのことで、大変戸惑ったらしい。スパチャのシステムを理解せずの初見さんだったかもしれないし、この手の書き込みが入ったということは、運用を見直すという合図だと思う。

YouTubeライブを一度ご覧いただくとわかるけれど、他の投げ銭制度と違うのは、はっきり投げ銭した金額が他の人に見えてしまうこと。これがその1曲に対して、楽譜代より高額になっていること。これが、「有料チャンネルかよ」を誘発したのかもしれない。

それと、演奏や歌の生ライブは、リスナー全員の好みが一致しているわけではないということ。投げ銭ライブは、投げた方は「自分が最優先になりたい。優先的に演奏してほしい」という概念は出ると思う。

その人への熱狂度が高ければ高いほど、つぎ込むお金は高額になると思う。だから「投げ銭制度」は別にやってもいいけれど、リスナーさんがどのぐらいの年齢層かを把握した上で、スパチャの金額を設定しておくと、周りや配信者さんが、こころを痛める必要はない。

ちなみに、ツイキャスでお気に入りの方が歌で定期配信をするけれど、ある程度はリスナーさんのリクエストは聞くものの、万人向けか、配信者さんがチャレンジしたい曲をやって、バランスをさりげなく取っている。

というよりトークメインでやっているから、荒れないのかもしれない。

投げ銭制度は、まあ収益になるのでいいんだけれど、その使い道を明確にして、あまり高額投げ銭をさせないようにしないと、いつかはトラブルは出ると思うし、ファンも離れていくので、配信者もリスナーもお互いが負担にならないようにしないといけないのかなぁと思う。

でも、好きな方の生ライブというのは、田舎暮らしの私には、ありがたいので、そっとひとりで楽しむのであった。

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