見出し画像

令和5年4月6日の昼飯


本日、食したカップラーメンはこちら!

東洋水産
マルちゃん
「ごつ盛り コク豚骨ラーメン」
麺90g大盛

だぁぁぁぁぁぁ!


早速! いただきます!
なんか、最近、食べているカップラーメンがごつ盛りばかりになってきたな……

仕方ない……仕方ないのだ……

物価高騰のあおりを受けて軒並みカップラーメンは10円値上げ。
ひどいものは40円以上も値上がりしているのだ。
それに加えて、私の時間がない。
安いカップラーメンを求めてスーパー巡りをする余裕がないのである。
仕方ないので、身近なスーパーでまとめ買い。
そのスーパーではごつ盛り系がとにかく安いのだ。

このごつ盛り系、ありがたいことに麺の量は通常のカップ麺に比べると少々多い。
値段が安いうえに量も多いとあればコスパは最高なのである。

まぁ、こういった理由で私の持つ買い物カゴはごつ盛り系でいっぱいになっている。
東洋水産さん! ありがとうございます!

ということで、今日は「カゴ」つながりのお話を!

「ははは。だから、あんたたちはおろかなのよ!」
 リチルは大笑いする。
「サイキョウネズミ―ランドのサイキョウは『サイキョウ』ではなく『サイキョウ』なのよ!」
 うん!? リチル先生! よく分かりませーん。
 優子とプアールは頭をひねった。
 よくよく考える。
 ネズミよりも小さな脳みそをフル回転。
 それでも、やっぱりよく分からん。
 脳みその処理限界を迎えた二人の脳は、煙をたててフリーズした。
 仕方無しにリチルは、棒きれを拾うと、目の前の地面に字を書いた。
 「だからぁ、『西京』ではなくて、こっちの『最強』なの! 分かった!」
 ――あー、なるほど。
 サイキョウはサイキョウでも強い方の最強ね。
 納得。
 と言うことは、ココは『最強ネズミ―ランド』と言う訳か。
 ――って、なんかまずくない?
 優子とリチルは顔を見合わせた。
 その二人の周りには、どこから集まったのであろうか、大きな人型のモンスターたちが集まっていた。しかも、ご丁寧にバキバキと指まで鳴らしている。こいつら、周りにいるネズミモンスターよりも一回りも二回りも大きいときてやがる。
 どうやら、観覧車の中心の輪の中にいたのは、この大きなモンスターどもであった。どうやら訓練と称して、モンスターがカゴの中を走ることで観覧車を動かしていたようだ。これなら特訓と電気代節約で一石二鳥である。リチルちゃん賢い!
 ウオータースプラッシュマウスも、ココから逃げようとしたネズミモンスターへの仕打ちだったようである。
 ココは夢の国ならぬ鬼の訓練所。まさにトラの穴いや、ネズミの穴と言った方が適当か。
 
 リチルが高らかに叫ぶ
「最強ネズミ―ランドの精鋭部隊! ウサミミソルジャー略してU.S.J.! やっておしまい!」

 優子たちを取り囲んでいた大きな人型の魔物たちが、さらに一歩前へと踏み出した。
 黒き影があらわになっていく。
 その容貌は、まさにカピバラ! ネズミ界最大の生き物である。
 しかも、その頭には、これまた大きなうさ耳のカチューシャ。
 めっちゃ強そぉー!

「ウサギと違うんかーい!」
 優子はすかさず突っ込んだ。
「だって、その方が可愛いんですもん」
 リチルが頬に手を当て腰を振る。

「アホですか! 大体! コイツラのどこがU.S.J.なんですか!」
 プアールも負けずと突っ込んだ。
 リチルがキョトンとして答える。
「えっ! ウサミミがU.で、ソルがS.、そして、ジャーがJ.でしょ、ピリオドもちゃんとあるじゃない! 分からないの?」
 やっぱりリチルもおバカさんであった。

 第73話 U.S.J. ピリオドがあるんだから(2) より

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?