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令和4年8月25日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

東洋水産
マルちゃん
「ごつ盛り コク豚骨ラーメン」
麺90g大盛

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
なんか……自分を褒めてあげたい……

というのも、この味噌にもクソにもならないこのブログ、なんやかんやで1年続けてきました。
書いたところでお金が入るわけでない。
書いたところで読者が増えるわけでない。
書くことのメリットなんて、全くない状態。

それでも、書き続けてきました。
それは、まるで目の前に道があるから走るアスリートのようなもの。
カップラーメンがあるから、食べる、そして、書きつづける。
その繰り返し。

そんなにストイックに追い込んで、一体何が楽しいものなのか……

と言うかさ……マジで、ドカンと読者って増えないもんかねぇ~
こう、朝、目が覚めたら読者やフォロワーの桁がバンと増えていたりとかさぁ~

炎上か?
炎上させるか?
こうなったら、カップラーメンに火をつけるか?
ファイヤァァァァァ!

って、そんなことしたら食べれんなるやん!
食べ物を粗末にしてはいけません!

と言うことで、今日は「火をつける」つながりのお話を!

俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク11+なろう45合計56万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。

 相変わらず、タカトとビン子はふざけながら、夜の森の道を歩いている。
 タカトの様子をうかがっていた奴隷兵の気配は消えている。既に、真音子とイサクによって、その脅威は取り除かれたようである。
 しかし、タカトとビン子の二人の緊張感のなさと言ったら、どうしようもない。
 静かな森の中で、二人の大声だけが響き渡る。その声の大きさに、森のフクロウたちも声を潜める。

 タカトとビン子は、権蔵の道具屋の前についた。
 権蔵は、今、小門にいる。エメラルダをはじめ、万命寺から避難してきたスラムの人々を小門で匿っているのだ。洞窟の中は、ヒカリゴケが生えているとはいえ、暗い。食料や、防寒など、あらかじめ準備を整えていたが、大勢の人間が押し寄せたのである。今、小門の中はてんてこ舞いである。権蔵は家に帰る間もなく、皆のために動き回っていた。
 だから、権蔵の道具屋は無人のはずなのであった。
 しかし、家の窓からうっすらと黄色い明かりが漏れだしているではないか。

「ビン子! ちょっと待て!」
 タカトがビン子を制止した。
「何よ! 痛いじゃない!」
 タカトの背中にぶつかったビン子が、鼻を押さえた。
「窓を見ろ! 誰か中にいる……」
「ちょっと、怖いこと言わないでよ!」

 道具屋の前の暗い道の上で二人の足がピタリと止まる。
 道具屋の窓から漏れ落ちる光は時折、揺れ動く。
 どうやら、暖炉に火が入っているようだ。
 一体誰が……
 泥棒か?
――いやいや……うちに盗むものなんてあるはずがない。
 タカトは考える。
――もしかして……俺のムフフな本が狙いか? いや! アイナちゃんの本が狙いか!
 もう、君にはそれしか思い浮かぶことが無いのかな……
 しかし、思考がそっちの方向に向いたタカトの焦りは、とどまるところを知らない。
――それはマズイ! あのコレクションを集めるのに、どれだけゴミ捨て場をあさったと思っているんだ!
 その瞬間、タカトの体は突っ走った。暗闇の中にビン子をぽつんと置いて、飛び出したのだ。

 バン!
 タカトは、入り口のドアを勢いよく開け放つ。
「こらぁ! 泥棒! いるんなら出てこい! 俺のコレクションは死んでも渡さん!」

 タカト君……君、本当に何も考えていないだろう……もし、本当に泥棒がいたとしたら、君は、太刀打ちできるのかい?
 いやいや、弱小のタカト君では無理だろう。下手したら、その場で殺されかねないんだよ。
 普通なら、守備兵でも呼んできて、泥棒を捕まえてもらうもんだろう。
 呆気に玄関の前で置いてけぼりのビン子は思った。

 入り口から中を見渡すタカト。
「コラ! 出てこんかい!」
 しかし、部屋の中には誰もいない。いつも通り、少々埃臭い部屋の中で、暖炉の炎だけが静かに燃えている。

 タカトも少々落ち着きを取り戻したのか、声の調子が落ちてきた。やっぱり飛び込んだのはまずかった?
「泥棒さーん! いらっしゃったら返事してください」
 イヤイヤ、普通、泥棒がいたとしても返事はしないだろう。
 道具屋の入り口でランプを振るタカトの背中越しに、ビン子がのぞく。
「誰もいないみたいね……」
「そんなわけないだろ! 暖炉に火が入っているんだから、絶対! 誰かいるって!」
「もしかして……幽霊とか?」
「幽霊が、暖炉に火をつけるかい!」
「タカト! そしたら、誰なのよ!」
「魔物とか……」
「ちょっと、怖いこと言わないでよ……」
「そうだよな……魔物が火をつけるわけないよな……ハハハハ」
 から笑いをするタカト。

 しかし、ビン子は笑わない。
それどころかカタカタと震えている。
「どうしたビン子? ションベンか?」
「あれ……見て……」
 暗い部屋の奥を指さすビン子。
 タカトはその指先に視線をずらす。

 そこには、闇の中に怪しく浮かぶ緑の目。
 二つの緑の眼光が、静かにタカトたちを見つめていた。

 ぎゃあぁぁぁぁ

 第235話 帰りたい・・・(1) より

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