日本ではコミュ力が高い陽キャラのように振る舞うことが良いとされています。
あなた自身が陰キャラであれば（失礼な！）、「コミュ力の上達方法」とか「人とうまくかかわるコツ」みたいなことを教えられて、陰キャを治すように求められます。
ゆえに陰キャラはネガティブなものであると強く認識されています。

陽キャラ全開で、色々な人間に話しかけ、人脈を築く。
そのような生き方こそ、尊いと多くの日本人は考えています。

しかし、陰キャラは本当にネガティブであり、治さなければいけないのでしょうか？
私は陰キャラの人（失礼な！）は無理に陽キャラになる必要はないと考えています。
なぜなら陰キャラにも強みがあるから。

陰キャラの強み

行動力が高い

陰キャラは陽キャラよりも行動力が高いです。
自分の行きたい場所には、一人で行きます。
飲食店、カラオケ、旅行など、あらゆる場所に一人で行くことができます。

一方、陽キャラは一人だと行動できないことが多いです。
彼らは群れることを好み、孤立することを徹底的に嫌います。
陽キャラは強い承認欲求と劣等感を持っているので、一人で旅行したり飲食店に行くことができないんですよね。

一人で旅行をしたものなら「うわwwwこいつ友達いないのかよwwwダサwww」と思われる危険性が高いので、単独での旅行はしません。
一人で焼肉やラーメンを食べに行くにも同様で「友達がいない非リア充（死語！？）」と思われるのが嫌なので、絶対に、、、というわけではないですが、単独では行きません。

陽キャラにとっての旅行の目的は「複数の友人と観光スポットへ訪れ、『リア充』している写真をインスタにアップする」ことなので、一人で行動をするという発想がないのです。

陰キャラはリア充とかどうでもいいので、（金があれば）一人で北海道や沖縄に旅行して人生を楽しみます。
結果として人生の経験値的には陰キャラの方が高くなるのです。

深い思考ができる

陰キャラは世の中に対して様々な疑問を持っています。
「うつは甘え」を基本スタンスとする日本企業や陽キャラコミュ力お化けが一方的にさも正しい生き方であるかのように認識されている社会に違和感を感じています。
「なぜこんな社会なのか？」ということを絶えず考えるので、思考の幅が広くなっているんですよね。

陽キャラコミュ力お化けは社会的に優遇されていて、不満を感じることなんてほとんどないので、そもそも考えることをあまりしません。
だから、思考が浅くなりがちで、多数派の意見や行動に従うようになります。多数派が間違っていようとも。
それゆえ、自分自身で決断することができない。

陰キャラは社会的にはつらいことが多く、悩むことが多いですが、悩みながらも自分自身で人生で進むべき道を考え、行動することができます。

深く考え、自分の頭で考え行動することができる。
陰キャラは自分の行動、決断に責任を持ち、人生を生きていると言えるでしょう。

まとめ

陰キャラは一人になるのを恐れないので、陽キャラよりも行動範囲が広いです。
そして、多数派に迎合することがないので、自分で考え、行動することができる。

陰キャラしか勝たん！