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祝日がないなら有給を使えばいいじゃない!

ゴールデンウィークが終わり、次の祝日があるのは7月。
そのことに対して多くの日本人ビジネスパーソンが嘆き悲しんでいるそうです。

6月は祝日がないため休めない。
だから来月がつらすぎて死にそうだと。

正直、私は日本人ビジネスパーソンがなぜ、そんなに嘆くのかがわかりません。
だって、祝日がないなら有給を使って休みにすればいいだけなのに!

しかし、どういうわけか日本人ビジネスパーソンは有給を使うという発想がまるでないようです。
SNSを見ると「代わりの人を見つけないと休むことができない!」とか「激務だから有給を取る暇がない!」などとのたまう日本人ビジネスパーソンがたくさんいることに驚かされます。
これが本当に滑稽でしかたがない。

そもそも「代わりを見つけないと休めない」とか「仕事が激務で休めない」とかそんな会社、最初から破綻してるんですよ。
にもかかわらず、その会社で働き続ける人間がいるから潰れることなく、ブラック企業がなくならないのです。
もう、祝日とか有給とか以前の問題です。

有給は労働者の権利です。
会社がどうなろうが、有給を使うのは個人の自由です。
もし、有給が取れないならそんな会社とっとと辞めればいい。
辞めればいいのに、辞めないのが日本人ビジネスパーソンなんですよね。
だから、いつまでも労働環境が是正されない。

ある意味で、「地獄への道は日本人の『労働マインド』で舗装されている」と言えるでしょう。
ただ有給を取るだけなのにやたら苦労する国、日本。

この調子だと、週休3日制かつ1日6時間労働かつ1か月単位のバカンスが実現するのはあと1000億年ぐらい先になるでしょう。



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