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東京暮らしの残酷な点

東京に住んだことがない人からすると、東京という場所はとても華やかに見えるでしょう。
若者が集まる渋谷や原宿、ビジネス街や歌舞伎町がある新宿(東口と西口でかなり雰囲気は違いますが)、パリピが集まる六本木など、東京は人々を魅了する場所がたくさんあります。

しかし、生活という視点から東京を見てみると、あまりにも残酷な事実があります。
それが、リテラシーの高い金持ちとリテラシーの低い貧しい人の生活が恐ろしいほどに可視化されていることです。
東京は貧富の差が露骨なまでにハッキリしています。
そして、貧富の差が日々の生活にも大きな影響を与えている。

リテラシーの高い金持ちは簡単に生活を最適化することができます。
例えば、東京の代名詞というか伝統芸能である満員電車はあまりにもオワコンすぎるので、リモートワークをする、あるいは職場の近くに住むなどして、不快な生活を避けることができる。
彼ら彼女らは、経済力があるので、高い家賃を借りて職場の近くに住むことができます。
(首都圏の会社の本社はほとんど都心部。新宿や品川、田町など)
仕事のスキルも高いので、高い収入を得ることができるし、働き方が柔軟な職業にも簡単に就くことができるし、会社経営や個人事業主という選択肢もある。
そうして働き方が自由で、高い収入を得る生活を送り、ストレスを最小限にし、快適な生活を送ることができる。
リテラシーが高いので、満員電車を避けるのはもちろん、ATMや飲食店の大名行列にも並ぶことをしないので、無駄な時間を過ごすことがありません。
さらに生活の最適化・無駄なことをしないことに加えて、株なども保有しているので、ますます豊かになっていきます。

一方、リテラシーの低い貧しい人々は、リテラシーが高い金持ちとは真逆の生活を送ります
リテラシーが低い人は、「東京でサラリーマンをやっている以上、満員電車は仕方がない…」というクソみたいなマインドを持ち、週5日満員電車に乗り、ストレスフルな生活を送ります。
経済力もなく、仕事のスキルもないので(それが良いか悪いかは別にして)、生活を最適化することができない。
つまり、家賃を高くしてでも、職場の近くに住むという選択肢を取ることができないし、リモートワークという働き方も実現することができない。
そうして、日々の生活のストレスに苛まれながら、「資本家に搾取され続ける」みたいな人生を送ることになります。
リテラシーが低いので、先ほど言った満員電車に加えて、ATMや飲食店の大名行列に並び、無駄な時間を費やしています(彼らはATMや飲食店は「並ぶもの」という意味不明な認識を持っている)。
宝くじやパチンコで一攫千金を狙い、予想通り外し、仕事のストレスとのダブルパンチで酒やタバコにも金を使うという悪循環に陥っています。

日本の首都東京では、あらゆるストレスを排除し、経済力・リテラシーの高さを持ってして生活を最適化する人々がいる一方で、東京特有のストレスをモロに受けるリテラシーの低い貧しい人々が混在しているのです。
正直、貧富の差、リテラシーの差がハッキリと可視化されている場所は東京以外にはないように思えます。

富裕層は六本木、文京区、世田谷あたりで生活し、仕事のストレス、満員電車、ATMや飲食店などの大名行列とは無縁の生活を送りますます豊かになっていく。
貧しい人々は家賃相場の高い場所には住めず、満員電車に乗り、仕事で消耗し、さらに飲食店や手数料を気にしてATMの大名行列に並び、消耗するという生活を送る。

私は貧富の差がハッキリと可視化されている場所に住むのがバカらしくなり、東京暮らしを辞めましたが、東京で成り上がれず、消耗し続けている人は多いでしょう。

残酷な事実ですが、東京はある程度リテラシーが高く、経済力がないと快適な生活を送ることができないのです。
ずっと現状維持を続けていると、家賃が高いのにクッソ狭いワンルームユニットバスマンションから抜け出せず、満員電車の奴隷になり続けるのです。

もし、東京暮らしに違和感を感じている人がいたら、首都圏郊外に住む場所を移し、リモートワークをする生活をするか、地方都市に引越しをして、快適な生活を送りましょう。


以上

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