見出し画像

コミュニケーションにはエネルギーを使うのです。

人と人のコミュニケーションは大変重要だが、かなりエネルギーを使う営みであることは間違いない。

そのコミュニケーションにこそ人間の幸福や充実感が宿る一方で、トラブルはつきものである。

このトレードオフをなんとか前向きに捉えていきたいところだが、そのように頭でわかっていても、なかなか気持ちがついてこないときもある。

ポジティブな意味での繋がり(良好な友人関係、仕事上での友好的な協力関係など)にも、ネガティブな意味でのぶつかり(ケンカ状態、厄介なライバル関係など)にも、いずれにしても他者とぶつかることそのものに、すごく体力が必要な気がするからだ。

可能な範囲での合理化を意識しながら省エネ人間として生きる私にとっては、それが結構大変だ。

この現代は、ある意味では「付き合いたい人間とだけ付き合える」時代だ。これだけオンラインでのコミュニケーションツールが発達している世界においては、自分にとって居心地のよい付き合い方ができる他者を選び、その中に身を置くことはしやすい。楽をしようと思えばいくらでも楽をできてしまう社会でもある。

しかし、実際の人間社会は多様である。混沌としている、と言ってもいいかもしれない。

そういう社会の中で生きていくためには、他者と適切に付き合い、コミュニケーションを取る力は必須だ。

現代社会で、そのような「エネルギーを使わねばならないコミュニケーション」に、どれだけ意識的に取り組んでいけるか、がすごく重要な気がしている。

特に我々のような若手の世代にとっては、非常に高度な自律的意識のもとに、オンラインでのコミュニケーションツールに代表されるような科学技術と付き合っていかねばならなさそうだ。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。