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1/9日:志望校には近い実力の仲間たちを。

もうすぐ大学受験の共通テストが行われるようだ。コロナはもちろんのこと、インフルエンザなど、いつも以上に感染症に注意すべきご時世の中で、受験生の皆さんには、ぜひ悔いの無いように最後までやり切ってほしいと思う。

自分がセンター試験(名前が変わったことからも時の流れを感じるが)を受けたときからもう8年が経ったとは本当に恐ろしいことだ。

振り返ると、当時の自分に言ってやりたいことがいくつかある。
そのうちの1つが、受験する学校の設定の仕方だ。

私が今の大学を選んだ一番の理由は、自宅から通いやすかったから、という何ともふざけたものだった(今この学問分野に出会えて、この大学に籍を置いていることについては何の後悔もない。むしろ運命的であるとすら感じている)。

今の私が考えるに、受験する学校は、受験勉強を始めるときの自分の実力より少し上のレベルを狙った方が良いと思う。なぜなら、ある程度長期間にわたって勉強を続ければ少なからず力を伸ばすことができるはずであり、それならば少しでも上のレベルを目指して勉強しておく方が、自分自身の限界を突破できる可能性が高まるからである。

一方で、実際に入学する学校は、受験時の自分の実力に見合ったところにした方が良いと思う。それは、入学後に出会う友人・仲間たちの実力が自分と同程度だからである。

もしたまたま試験に合格して背伸びをして実力に見合わない学校に行くことになると、周りの学生のレベルが高すぎて、受験で完全燃焼して入った後について行くのが大変になる。

逆に悠々と試験に合格して実力にに見合わない学校に行くことになると、特別な努力をしなくても学生生活を送れてしまうため、相当の自律精神が無ければ自己の発展を作りにくい学生生活になるだろう。

自分の実力に見合った学校であれば、おそらく自分と同程度の実力の仲間たちと出会うことができるだろう。自分自身が所属する集団においては、自分自身より圧倒的に高い実力を持つ人間がいるよりも、少しだけ上の実力を持つ人間が身近にいる方が、成長しやすいのである。

また、入学した後に付き合う仲間の知的レベルが同程度であることは、興味の対象や話が合う合わないということと相関があると思う。これは意外に重要である。

ここまで、学力レベルのみを指標として語ってきたが、当然ながら、何かやりたいことや学びたい学問があるならば、それが学べるところに入るのが最も良いだろう。

もし似たような希望の学部学科がいくつかあるならば、その場合はレベルが高い方を目指して受験・入学すべきだと思う。

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