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#占う ってどういうこと?

占うってどういうことでしょうか?
そこには何か ‘求める’「= 目的」があるからです.

人は未来に願いを込める.
それが達成できるかを問う.

幸福になりたい.

未来の自分をイメージしたい.
これが占うことの事始めです.

宇宙(=世界)は常に変化を前提に動いています.

その変化には何らかの目的性を持っているということ.

そしてその目的到達のため一種のメカニズムが働いているということ.

まさにこれが「易の世界 」なのです.


哲学的に表現すると

#アリストテレス 的な「 #目的論的世界観 」と

#近代科学 的な「 #機械論的世界観 」とが

変化流動を前提に溶けあっているのが #易 そのものと言っていいと考えます.


こうして示された易卦の構造から占う物事と自分の関係を読み取ります.
まず占いたいことを決める.これを占的を定めるといいます.

この占的と自分との関係性で吉凶を定めます.
占って出した #易卦 (=得卦)にその構造が示されてきます.

#断易 にとって重要な特徴に「占った月日」をふまえて
相互関係、関連性を映し出し
その強弱を明確にするというものがあります.

他の卜占、たとえば周易はタロットなどは、その出た内容のみで勝負します.

断易は占った時、「月日」によって易卦の内容のエネルギー状態が強いか弱いかを考慮して判断します.ここが構造上根本的な違いになります.

断易で占うとはこの月日のエネルギーを借用し
我汝の関係性について #五行の相互関係 のモデルである
易卦が顕してくれます.
この汝(=なんじ:相手)とは人でも物でも何でも構いません.

対象となるものがあれば、それを目的とします.

例えば「なくしたものが出てくるか(失脱占)」を占うとします。
「なくしたもの=用神」です.

この「なくしたもの(=用神)」について五行で自分との関係性を定めます.
用神となるものが強く、
自分自身と重なっていたり、
自分にベクトルが向かっていたり
自分を生じていると「手に入りやすい」となります。

しかし自分が用神に向かっている状態であったり、
用神または自分が傷を負っている、
間に立つ途中に邪魔が入っているなど、

易卦の構造を読解して対策を講じていきます.

このように「我=汝」の関係性を読み解く術

これが一言で表現した、「断易の綱要」です。



#断易 #五行 #占的 #用神 #月日


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