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「作者が二人いる!」~文芸サークル「ペントパン」の話

ペントパンというサークル名で文学フリマに出始めてもうすぐ3年目。
文学フリマはこれまで東京が2回、京都が2回です。
一番最初が2022年の文学フリマ東京(5月のほう)なので、文学フリマ東京38で3年目突入です。

今年は文学フリマ岩手に初出展する予定なので、今からわくわくです!

※2024年4月12日 更新


◆作者が二人います

お客さんからすると、ぶっちゃけどーでもいいことだと思いますが、サークル「ペントパン」には作者が二人います。
おたがい作風がまったく違うため、相手の作品で「この人が作者かな?」と思われるとなんだかむず痒い、そんな私たちです。

事の発端は、ナカノヒトリが「文学フリマに出たいなぁ」と思ったことから。
ナカノヒトリがどーなっつさんを売り子として誘い、どうせ行くなら本も出そうぜと誘って今に至ります。


◆ナカノヒトリ のこと

試行錯誤してみたけど、純文学しか書けないひと。
切実でいっぱいいっぱいな感覚を作品に注ぎ込む。
書いたり、ひとりで旅に出たりする。女性。

■2024年の新刊

「綿毛の家族」連作短編集 2024年/600円

がっつりつながるタイプの連作なので、順番に読んでいくのがおすすめです。

1月に出したばかりですが、ありがたいことに在庫少数なので今度増刷します。わーいわーい!


「犬はかわいい」短編 2024年/400円か500円

2024年の新刊2冊目。
新潮社の「女による女のためのRー18文学賞」一次選考通過の短編です。
架空の犬をかわいがる大学生のお話。
Rー18文学賞だけど全年齢。親子で読んでも大丈夫です!

表紙イメージ

詳細は後日!


■現在入手可能な既刊(2024年4月時点)

「なんとなくでも、なんとか生きてるわたしたち」短編集、2020年/200円(通販価格250円)
名刺代わりの一冊かもしれない。
ぼちぼちなくなりそうだけど、増刷の予定は今のところなしです。
BOOTHのみ入手可。



「僕らはみんな冷えている。」中編、2019年/300円(通販価格350円)
残りわずか。
5月の文学フリマ東京に持っていく予定でしたが、あまりにも少ないので通販のみになりそう。
通販はBOOTHのみのお取り扱いです。



◆いのうえ どーなっつ さとし のこと

コメディ純文学のひと。
うっかり笑いがもれちゃう「失笑小説」を書いてます。
筋トレとオーケストラ(聴くのも楽器演奏も)が趣味。男性。

■現在入手可能な既刊(2024年4月時点)


「ドーナッツも出てくる短編集」短編集、2023年/300円(通販価格350円)
仙人とラッコと宇宙人が出てくる。
ドーナッツよりも存在感がある。


「ドーナッツの無い短編集」短編集、2022年/300円(通販価格350円)
作者が何かに目覚めてしまった短編集。


「Donuts,Donuts,Donuts.」短編集、2020年/200円(通販価格250円)
ちゃんとドーナッツが出てくる、作者唯一の短編集。


ナカノ的おすすめは「出てくる」収録の「ああ、温泉よ」。
とてもくだらなくて最高です。

「ドーナッツ~短編集」のシリーズはそんなに多く刷っていないため、いずれも今年で終売かも。
ドーナッツ本は在庫の動きが不規則で読めないから、もしかすると来年もあるかもしれないけど・・・。
気になったらチェックしてみてくださいな。


◆今後の出展予定と記録

■2024年
●5/19@文学フリマ東京  ※入場料1,000円
ナカノヒトリ&いのうえどーなっつさとしの二人体制で参加。


●5/26@文学イベント東京(朝霞市 CHIENOWA BASE)※委託
●6/2@文学イベント東京(蔵前 透明書店)※委託
今年の新刊『綿毛の家族』『犬はかわいい』を委託予定です。


●6/16@文学フリマ岩手
ナカノのぼっち参加。本はナカノ&どーなっつで両方並べます。


●7/6~7/7@みん好き!(エアブーさんでのオンラインイベント)
はじめてのオンラインイベント!どきどき。
恋愛小説を書き下ろしたいな~と考え中です。


【終了】
1/14  文学フリマ京都  
   
※どーなっつは委託参加



1/20  ふらっとぺらっとpage3@福岡 ※イベント終了
           
※委託(綿毛の家族、ドーナッツも出てくる短編集)


基本的に東京近郊以外はナカノのぼっち参加になります。
6月以降、一年くらい現地イベント参加が難しいので、しばらく通販がメインになる予定です。
委託イベントやオンラインは、タイミングと在庫が合えば・・・!

どこかで見かけたときは、どうぞよろしくお願いします~。

ナカノヒトリ

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