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文学フリマに持っていく本のこと

サムネ画像は、文学フリマ東京38当日に発行の新刊。

・・・まだ最終推敲しているところなのですが。

心が折れてきたので、息抜きがてら紹介用の画像を作った次第。
ページ数は多少かわるかも。2p前後。

ちなみにインスタ用もあるのです。

口頭で説明するのが下手なので、最近はこのような概要をつくっております。
つくりながら自分が「へぇ~こんな本なんだ」と思えるので、発見あって楽しい。

この流れで、いまのところ頒布予定している本など紹介しちゃいます。


◆予定しているのはこの3つ!


わがサークル「ペントパン」、ナカノヒトリ部門は今のところ3つ並べようかなと思っています。

◇5月の新刊 不穏と不安で絶望で救い『犬はかわいい』

みんな、あたしの犬を愛してる。
あたしの、架空の犬を。


あたしの犬はちいさくてわがまま。
だけどかわいいから、みんな許してしまうんだ。
愛してるよ。あたしの、架空の犬。

平坦な絶望を息継ぎで泳ぎ続ける、がんばる女の子の日々。

新潮社「女による女のためのRー18文学賞」一次通過作品
※本作は全年齢作品です。

不安と不穏にやられて、どーなっつ氏が夜眠れなくなった短編。

ぜひ、お気に入りの毛布とともにお楽しみください。


◇1月の新刊 円満でしんどい、家族の連作集『綿毛の家族』

家族って、他人です。

郊外の一軒家で暮らす幸せな家族は、それぞれの思いを抱えている。
ママの不足とパパの不安、娘たちの劣等感と羨望。
真っ白な子犬の「わたげ」と暮らす家族が織りなす連作集。

詳細記事

こちらも犬がでてきます。
「犬はかわいい」は架空の犬ですが、こちらは犬を飼っている家族の話。
家族それぞれの視点で5話収録しています。
家族をテーマにしている小説って、文学フリマではあんまりない印象。
B6サイズで読みやすい体裁でもあります。


◇A6薄い本を偏愛するブックカバー(しおり、コピー本つき)

A6の薄い本以外、何も入れねぇ。
という熱い思いあふれるブックカバー。

A6の本って、文庫サイズとはいえども市販のブックカバーだとゆるゆるだったりするじゃないですか。
個人的にはその感じがあんまり好きじゃなくて。
こう、もっとぴしっと入れたい。

なので、つくりました。
ブックカバーと同じ布でしおりもつくって。
「すぐ読めたほうがいいよね~」ということで短編小説のコピー本もセットにします。8pくらいの書き下ろし。

途中、「ブックカバーをつくっていたはずなのに、なぜ私は小説を書いているのか・・・?」とわれに返ったけど。良いのが書けました。


◆お取り置き限定になるかも?な既刊たち

既刊は在庫がかなり少なくなりました。
スペースもないし、お取り置き限定にしようかなと考え中。

気になる方はコメントorDM等くださいな。

◇僕らはみんな冷えている。


冷えた関係に疲れた人たちが、冷蔵庫に引きこもるというお話。
イベントに出す時と同じ、300円にてお取り置き。
試し読みもできます。↓


◇なんとなくでも、なんとか生きてるわたしたち


短編集。
恋愛感情のない男女。たいして仲良くもない男同士。親子。
言葉にならない一瞬の、感情の起伏みたいなもの。

この短編集に関しては、ほんとうまく説明ができない・・・。

試し読みもできる詳細↓

こちらのお取り置きは、200円にて。


既刊は、単発で通販すると送料の方が高い(BOOTHは370円、架空ストアは210円)ので、文学フリマ東京or岩手にいらっしゃる方はお取り置きがオススメです。



こうやって羅列してみると、頭が整理されてきますねー!

なるほどなるほど。

早く新刊入稿(増刷も)しよう。

手持ち在庫がなさ過ぎて、なんか冷や汗でてきました・・・。
がんばります。

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