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出発準備〜15才、クレジットカードを作る

海外留学のために必要なもの、それはカードだ。
もちろん、多少の現金も用意しねければいけないが、
クレジットカードかデビットカードのどちらかは用意したほうがいいよね。

だがしかし、18才までクレジットカードは作れない。

一方、デビットカード は15歳以上(中学生を除く)から作ることができる。
その場合、海外でも使えるようにVisaなど国際ブランドマークのあるデビットカードを作る必要がある。
娘の場合は銀行口座は既に2つあるが、彼女が自分でためておいた本人管理のおこずかい用のもの、もう1つは親管理の貯金用口座。
デビットカード を作る場合、留学用の本人名義の口座を新たに作り、カードを発行してもらうことにするしかないかなと思っていた。
が、親管理の銀行口座をこれ以上増やすのは、ちょっと面倒だ。

そして、調べたところによると、

海外留学の場合に限り、15才以上の高校生またはそれに相当する専門学校生でも親のクレジットカードの家族カードが発行できるらしい。

これだと留学用にあらたに口座を作る必要もないし、利用明細も一緒に管理できるしとなかなかいいぞぉ!
ということで、長年使っている夫名義の銀行カード会社に連絡したところ、娘の家族カードが無事に発行されることとなった。
本人が海外で買い物した明細も記録されるので安心、管理もしやすい。

VisaかMastercardかで悩んだが、親のカードの付帯なので選択肢がvisaしかなかった笑
でもヨーロッパでもVISAで困ることはなかった。

同学年の友人と遊びに行く時でも、数千円の予算でしか行動したことがないような子供。
そんな子供に、いきなりクレジットカードを持たせるのも心配だったが、
・紛失したときの対応
・何に使ったかが親に直接明細が届く
ということなどを一通りレクチャーしておけば特に無駄遣いをすることもなかった。
むしろ、服や、学校で使う道具など、必要に迫られたものをを買いたい時にいちいちお伺いを立ててきて、それくらいとっとと買いなさい!と思うくらいだった。

そして、いきなり数百円単位でお金を使っていた子が、急に食費や衣服を自分で払うようになると、1,000円~10,000円単位でどんどん減っていくのが
実感できたようで、
「今まで日本でコンビニやスタバとか行きすぎだった。日本の中高生ってめちゃくちゃお金使ってない?」
という印象に変わったようだ。
おかげで節約に目覚めて自炊に励み、家計簿までつけるようになっていた。
やはり実感って大事。

また、日本に残っている親の私も、ついつい子供達にいろいろ買ってあげていたんだなぁと実感している。子供たちが家を出て行ってからは、服や外食で全然お金を使わなくなってしまった。
そういった場所に行く機会自体が減ってしまったからだろう。
私のような親の元にいたら、娘もずっと気づかなかっただろうな。

あぁ、とにもかくにも、早く経済的に自立して家族カードから飛び立って行って欲しい今日この頃である。




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