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バレエに疎い親のもとで、うっかりバレエを習い始めて沼にハマり中学卒業したらとっとと留学…

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バレエに疎い親のもとで、うっかりバレエを習い始めて沼にハマり中学卒業したらとっとと留学してしまった娘。 あれよあれよと飛び立ってしまって母の気持ちが追いつかない笑 どうしてこうなったかを振り返ろうと思う。

マガジン

  • 娘がうっかりバレエを始めてとっとと留学してしまったのだが

    娘がうっかりバレエを習い始め、中学卒業したらとっとと留学してしまったので、どうしてこうなったかを振り返ろうと思う。

  • ドイツききかじり

    せっかくなので聞き齧ったドイツ情報をメモ

最近の記事

留学前、行きたかった学校には合格しなかったけど、留学してから挑戦したコンクールでその学校のスカラシップをもらった。 多分日本でずっとあの教室にいたら挑戦できなかったし、合格もしなかっただろうな。 あの時、勇気を出してよかったね。娘も私も夫も。 とにもかくにもおめでとう。

    • ロシアでテロ。娘も憧れのボリジョイのスカラもらったけど、戦争が始まっていたし、この先どうなるか不安で親として行かせてあげられなかった。 それでもやっぱりロシアのバレエを求めて行った子たちがいるのよ。 どうか無事でありますように。

      • 留学生活スタート

        娘は涙で出発。母もちょっと神妙な気分になって送り出したのはなんだったのだろう。 今は留学と言っても、毎日オンラインで繋がれるからね。 乗り継ぎのスイスの空港でも、ドイツに到着して現地スタッフさんと合流するまでの時間もLINEで逐一報告が来る。 ちょっと広範囲になっただけでいつもといっしょではないか。 成田での涙はなんだったのだ笑 到着後はサポートスタッフの人が部屋まで案内してくれて、最初の買い出し、学校までの電車の定期券の購入などまで手伝ってくれた。 やはりサポートをつけて

        • とうとう出発してしまった

          そんなこんなでとうとう出発してしまった娘、 ようやく、最初に投稿した記事に追いついた私(遅い) あらためて娘は本当にがんばってた。バレエにだけはひた向きだった。 前だけ見て、毎日毎日レッスンに通い、バレエのために早起きし、バレエのために成績をキープし、この先中卒になりかねない状況になってもバレエ留学することを選んだのだ。 経済的にも体形にも才能にもいまいち恵まれてはいないが、 バレエのためにコツコツ練習することと、効率よく他のやるべきことをこなす才はあったようだった。 母親

        留学前、行きたかった学校には合格しなかったけど、留学してから挑戦したコンクールでその学校のスカラシップをもらった。 多分日本でずっとあの教室にいたら挑戦できなかったし、合格もしなかっただろうな。 あの時、勇気を出してよかったね。娘も私も夫も。 とにもかくにもおめでとう。

        • ロシアでテロ。娘も憧れのボリジョイのスカラもらったけど、戦争が始まっていたし、この先どうなるか不安で親として行かせてあげられなかった。 それでもやっぱりロシアのバレエを求めて行った子たちがいるのよ。 どうか無事でありますように。

        • 留学生活スタート

        • とうとう出発してしまった

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        記事

          カカリツケってなに?

          9月からはドイツ。 さみしいよりも意気揚々としていた能天気な親子。 でも心配なことがあった。 そう、当時はコロナ禍。 ワクワクしている場合ではないのだ。 得体の知れない疫病。 オリンピックまで延期になってしまった。 ドイツは日本からの入国制限があったが、 2021年6月に、ドイツは日本に対する入国制限を解除した。 やった、夏休み明けに予定通り何とかいけそう!となった。 (※陰性証明書の提示は必要だが、ドイツでの隔離義務はなくなっていた。) が、感染者数の状況によっては

          カカリツケってなに?

          出発準備〜15才、クレジットカードを作る

          海外留学のために必要なもの、それはカードだ。 もちろん、多少の現金も用意しねければいけないが、 クレジットカードかデビットカードのどちらかは用意したほうがいいよね。 だがしかし、18才までクレジットカードは作れない。 一方、デビットカード は15歳以上(中学生を除く)から作ることができる。 その場合、海外でも使えるようにVisaなど国際ブランドマークのあるデビットカードを作る必要がある。 娘の場合は銀行口座は既に2つあるが、彼女が自分でためておいた本人管理のおこずかい用の

          出発準備〜15才、クレジットカードを作る

          出発準備〜荷物は先に送れない

          前にもチラッと書いたのだけど。 なんとなく、出発前にある程度の荷物は郵送で送ってしまえばいいんじゃない?と思っていた。 でも実際、契約しているのは9月から。そうだアパートで誰が受け取るの? 大家さんとか管理人さんがいても私の英語力では交渉できなかっただろうな。 そいえば、息子が学校の寮に入る時も事前に荷物を送るようなことはしなかったな。 最初から留学生向けの寮やアパートなら送ることもできるのでしょうが。 娘はあれこれ留学する子の情報を自分で調べていて、 どうやらみんなスーツ

          出発準備〜荷物は先に送れない

          9月までニート?

          中学卒業後の9月から行く学校が決まった。 つまり、3月で中学を卒業してから渡航するまでの約半年は、 一応通信制高校に所属しているとはいえ、本人は9月までニートだー!と笑っていた。 だがしかし、堕落して怠けた身体でバレエ学校に入学するようなことは絶対に避けなければならない。むしろ、今より少しでもきれいになって入学したいものである。 そのためには半年間は自律した生活をおくらなければならない。 とはいえ、いくらでも寝られる&体力もあり遊びたい15歳。 そう、親である私も、子供達が

          9月までニート?

          高校をどうするか問題

          娘の理想通り、なんとか中3のうちに行き先を決め、中高一貫の高等部へは上がらずに高1になる年齢の9月から留学できることになった。 つまり、高校入学金、前期授業料は不要となる。 が、この時点で 中学を卒業したら9月までニート決定 である。 とりあえず留学は決まったが、バレエで就職ができるのかどうかは未知数だ。それどころかバレエ学校を卒業できるのかもわからない。 初めて親元を離れ、言葉もわからない海外、努力すれば叶うってものでもない。 とりあえず高卒資格があれば志半ばで日

          高校をどうするか問題

          安心を買うこと

          最初は、少しでも賢くコストを削減するぞ!と意気込んでいた。 あれこれ外注する部分をまるっと自分でできれば30~50万くらいの経費が浮くのだ。 今回娘が合格した学校は、日本でのオーデションを主催した会社が留学の手続きや住居、また学校とのやりとりのサポートなどをそのまま請け負うプランがあった。ビザや航空券は私でも調べながらだったらなんとかできそうだったので、その辺の書類の類は頼まずに自力ですることにした。 この辺は私の英語力でも、翻訳ソフトのdeeplはもちろん、ドイツへ留学経

          安心を買うこと

          最終確認

          留学が確実になった。 もう一度、娘に聞いた。 本当に留学する? いや、娘がバレエに一目惚れして習い始めて夢中になって。 私たち親は、好きなことがみつかるのはラッキーだよ。どんどんやったほうがいいよと、応援というか後押ししてきたけど、 本当に親のゴリ押しではなかったか? と、時々不安になる。 幼い頃に好きなものに出会い、夢中になってどんどん進んで。前しか見てなくて。とうとう15歳で留学することになってしまった。 親が無理やりさせてない?誘導してない? 長男も同じように幼

          最終確認

          結果発表〜

          各学校に応募しはじめてから1ヶ月くらいすると、徐々に結果が届き始めた。 とりあえず1番最初に連絡をくれた学校は、 「年齢は若いですが基礎がしっかりできており、ポテンシャルがある。」 とのコメントとともに合格! 残りの受験校が全部不合格だったとしても、 とりあえずは9月からドイツには行けることとなった。 幸先よい〜〜 とりあえず合格おめでとうですね。 娘はすぐに、通っている中学に高等部には進学せず、留学する方向で考えていることを伝えた。この時12月。なんとか間に合った。

          結果発表〜

          若いうちの恥はかいてなんぼじゃ

          コンクールでスカラシップや入学許可を足がかりにすることを諦め、教室を通さずに個人で直接ヨーロッパの学校に応募することにした。 年明けにはそのまま高等部へ内部進学するかどうかを決めなければいけないのでできれば年内にどこかしら決まればいいのだが。 この時点での娘は、規模の大きなコンクールに1度も出たことがない。 実力も何もわからない。 そう、もしかしたら箸にも棒にもかからないレベルかもしれない。 こんなレベルで応募してきたの?とか言われないかな。怖いな。 などと本人は心配もして

          若いうちの恥はかいてなんぼじゃ

          予定通りにはいかない

          2020年3月、出場予定だったコンクールがコロナの影響で中止になってしまった。 でもこれは10月のYAGPへの練習的な意味での挑戦だったので、娘は、「本命はYAGPだから、そっちでがんばるよ」といっていた。 が、娘の教室の先生はコロナへの懸念が強く、本人も親も知らない間に10月に挑戦する予定だったYAGPへの応募を取り下げてしまったのだ。しかもその報告を受けたのが締め切り後だ。 実は、前年の中2の時も似たようなことがあった。 娘の他にも留学を目指す子やコンクールを希望す

          予定通りにはいかない

          バレエ留学する方法

          留学するタイミングや行き先がある程度決まったところで、逆算してどう行動すればよいか考えた。 理想の留学タイミングは中3の終わりから高1あたり。 中高一貫の高等部には進学せず、私立高校にかかる学費分は留学費用に回すことに。 行き先はヨーロッパ。学費と生活費を合わせて地方から東京の私大に通わせたつもりになればというくらいの雑な丼勘定。 バレエ留学の方法はいくつかあって、一番理想的なものは コンクールでスカラシップを得て学費免除で留学 というものである。 そのためには自分の目

          バレエ留学する方法

          どこにいくか〜留学先

          娘が留学をしたいと言い出した当初は、バレエで留学ができたとしても、そのままバレリーナ になることができるのかはまた別の問題で。バレエを仕事にせずに他の道に進む場合も考えて、英語も身に付けられるようにと半分語学留学のつもりで行くのがいいのでは。それなら英語圏がいいなと親は勝手に思ってた。 バレエの留学先は、やはりクラシックバレエの本場といえばロシア。 オペラ座バレエ学校のあるフランス、ロイヤルバレエのあるイギリス。その周辺の多くの国にも有名なバレエ学校はある。モナコやウイーン

          どこにいくか〜留学先