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予定通りにはいかない

2020年3月、出場予定だったコンクールがコロナの影響で中止になってしまった。

でもこれは10月のYAGPへの練習的な意味での挑戦だったので、娘は、「本命はYAGPだから、そっちでがんばるよ」といっていた。

が、娘の教室の先生はコロナへの懸念が強く、本人も親も知らない間に10月に挑戦する予定だったYAGPへの応募を取り下げてしまったのだ。しかもその報告を受けたのが締め切り後だ。

実は、前年の中2の時も似たようなことがあった。
娘の他にも留学を目指す子やコンクールを希望する子はいたのだが、事前に相談すると、出場OKといいつつ、実際に申し込む段階になってあれこれ理由をつけてNGを出されてしまっていて、結局、高校2年生以降の子しか出場している子がいない状態が続いていた。
それでも、お世話になる教室なので、ちゃんと出場許可をいただけるまでと思っていた。
が、保護者も交えて進路の希望を相談した上での今回の挑戦だったので、知らないうちに反故にされてしまったことで、信頼が崩れてしまった。
もちろん、出場のためのレッスンも準備もしていたのだ。
この先生に人生に関わる進路をまかせるわけにはいかないと思った。

だがしかし、いろいろ調べて選んだこの教室、毎日通える範囲でここ以上に内容のいいレッスンを継続的に受けられるところは田舎ではなかなかみつからないだろう。そうすると、日本で代わりの教室を探すよりは、早く留学するのが一番手っ取り早い。という結論になった。

これが中3の8月中旬のこと。
この時点でコンクールでスカラシップや入学許可を足がかりにすることはほぼ諦めることとなった。
また途中でキャンセルされてもこまるので、教室を通さずに個人で直接ヨーロッパの学校に応募することにした。
娘の通う中学では、年明けにはそのまま高等部へ内部進学するかどうかを決めなければいけない。理想は内部進学せず、高校の入学金を払わずに留学する。なのでちょっと焦っていた。



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