精神病

精神病とは、皆が思っているほど怖い病気では無い

ただ精神的に弱ってしまっただけだ

確かに中には非行に走る人もいるけれど

殆どが風評被害で

優しい人が多い

僕もメンタルの問題を抱えているが

子供の頃から僕のことを知っている、実のお婆ちゃんから、「まさかずは優しい」と、「亡くなり際(ぎわ)に」言われた

それはまるで遺言のようだった

そのお婆ちゃんの気持ちを考えると

精神病を抱えた人たちの風評被害を

最低限に留める事が

僕の使命であるとさえ

確信している

何故なら長い期間だがいくつかの時期に精神病院に入った時

そこに居る患者さんの達の優しさに

何度も心打たれたからである

人に施し物をする人も

沢山いたし

深い哲学を持っている人も沢山いたし

健常者より健康的な魂を持っていると思えるような人も

沢山いた

そこには世間が思うようなキチガイという言葉とは程遠い

人間の人間らしい人間のための、言うなれば、共和国、があった

邪魔していたのは過度の薬漬けと隔離室だけだった

皆んな根は良い人が殆どだった

もちろん中には何だこいつ

という奴もいたが

少数派だった

この世から精神病を患っている人の、社会的悩みが解決すれば

それは同じく似た悩みを抱えている健常者の社会を、改善しさえすると、思う

多くの精神病患者の心は、いっときの自分の過ちを、もう反省し過ぎてボロボロにすり減っていた

もっと社会が人生のリベンジを、まっさらな状態からさせてあげれば

完全復活が可能な人ばかりだったと、僕は確信に満ちて

言える

何故ならその人達と一番関わり一番お話をした一人が、この僕だからだ

同じ時間を共有すれば分かる

ほとんどの人が健康的だった


人為的に出来た地獄を

皆の英知を結集して

一番良い形で解放してあげて欲しい

そこに居るのは

殆どが悪魔では無く

天使なのだから


ぺん太郎

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