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ビジネスマンこそ姿勢に注目!姿勢をととのえる7つのメリット

さあ、はじまりました!
「リケジョのコンディショニングコラム 002」

このコラムは東工大出身のリケジョ、製薬会社勤務を経て現在はヨガインストラクター、そして0歳児の育児に奮闘中であるEriが、科学の視点も踏まえて、ベストパフォーマンスを発揮するためのヒントをお伝えしていきます。

今月のテーマは、「姿勢の科学」

姿勢を良くすることで得られる身体へのメリット、心へのメリットなどを7つにわたってご紹介。姿勢を良くして仕事のパフォーマンス向上を目指しましょう!

それでは、リケジョのコンディショニングコラムのスタート☆

良い姿勢で心も体も元気に、仕事の成績までUP!?

「寝たけど疲れがとれない」「頭痛や肩こりがある」などといった『なんとなく不調』は、歪んだ姿勢によってもたらされているのかもしれません。

また、姿勢が悪いことでビジネスチャンスも逃している可能性があります。

姿勢に関する研究なども踏まえながら、姿勢がいかにビジネスマンにとって重要か、考えていきましょう!

メリット1 : 印象が良くなり、ビジネスチャンスをものに出来る

姿勢は、相手に与える印象を大きく左右させる1つの要素です。興味深い研究1)をご紹介します。

胸を張った姿勢を行うグループと、背中を丸めた姿勢を行うグループにわけ、2分間それぞれの姿勢をとった後に、模擬就職面接を行いました。面接官はどの人が、どちらのグループなのかは知らない状態で「採用したい」人を選びます。

すると、選ばれた人は全て「胸を張った姿勢を行ったグループ」の人でした。

姿勢によって周りの人に与える印象を変え、ビジネスの行方も変化させる可能性があると、この研究から推察できます。

メリット2:自分に自信が持て、ポジティブになる

姿勢が良い人と悪い人、どちらが自信があるように感じますか?そう、姿勢が良い人ですよね。

自分に自信があり、リーダーシップがある人は総じて、テストステロンが高く、コルチゾールが低いというホルモン分泌の特徴があると言われています。

このホルモン分泌の傾向は、姿勢によって左右されています。

メリット1で紹介した研究によれば、2分間胸を張った姿勢を行なった人は、テストステロン値があがり、コルチゾール値が下がったとのこと。逆に、背中を丸めた姿勢を行なった人は全く反対の反応を示したそうです。

脳は騙されやすいと言われているように、「姿勢が良い人=自信がある人」という方程式を自分にも当てはめます。つまり、意識的に姿勢を良くしていると、脳は自分に対して本当に自信をもち、そうしたホルモン分泌に変化するのです。

こうした変化はポジティブな思考や行動を促すため、ビジネスにとってもプラスになるはずです。

メリット3:自律神経が整う

自律神経が乱れてしまうと、オンとオフの切り替えがうまくいかなくます。「活動したい時に本来の力を発揮できない」「寝たいのに眠れない」など、様々な不調の原因に。

「ストレスによって自律神経が乱れる」なんてよく聞きますが、実は姿勢によっても自律神経は乱れます。

なぜかというと、自律神経は背骨の中を通っているから。背骨が歪むと神経の束が圧迫され、うまく機能しなくなる、つまり自律神経が乱れるのです。

逆に言えば、姿勢をよくすれば自律神経も整っていきます。

メリット4:呼吸が深くなる

姿勢が乱れると呼吸にも影響が出ます。特に猫背の姿勢では、肺が押し潰されてしまい浅い呼吸に。

浅い呼吸は前回の記事でもお伝えした通り、疲労が溜まりやすくなるなど、様々な弊害が...

良い姿勢を意識するだけで、呼吸が入りやすくなり深い呼吸が促されます。

メリット5:肩こり・腰痛とおさらば!

肩こりや腰痛は姿勢が乱れ、肩や腰に過度な負荷がかかった結果です。

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ポイントは「頭の重さをどう支えるか?」。頭はボーリングボール1個分もあるほど重いです。猫背や反り腰になると、頭が身体の重心からズレてしまうので、肩や腰に負担がかかってしまいます。

良い姿勢とは、頭が身体全体で支えられている状態。負荷が分散されるので、肩こりや腰痛の予防・改善に効果的です。

メリット6:睡眠の質を改善して疲れにくい身体に

メリット3で紹介したとおり、姿勢を良くすると自律神経も整いやすくなります。つまり、オンとオフの切り替え上手になるということ。

日中は仕事で高いパフォーマンスを発揮し、夜はぐっすり眠って回復する。このサイクルが整えば、より充実した日々を送れることでしょう。

メリット7:運動の効果が高まる

「健康のために運動はしているものの、今ひとつ効果を感じられない」という方は、身体の一部が緊張し、歪んだ姿勢のまま行っていることが原因かもしれません。

歪んだ姿勢のまま運動をすると、身体へ負担がかかり「必要以上に疲れる」「どこかを痛める」など逆効果。

ランニングや筋トレなどの運動がお好きな方は、それと合わせて必ずストレッチを行うようにしましょう。身体の緊張を解き、良い姿勢で運動を行えば、運動の効果を更に感じられるでしょう。

まとめ

姿勢を良くするメリットを7つにわたって紹介しました。

身体への効果だけではなく、ホルモン分泌にまで作用し自分自身の行動を変える可能性を秘めている『姿勢』。

伸びをする、肩を回してみる、首を回してみる、などのちょっとした動きでも負担のかかっている筋肉のリセットになります。仕事の合間のちょっとした時間に実践し、良い姿勢を心がけてみましょう!

参考)
1)Your Body Language Shapes Who You Are| Amy Cuddy(TED)

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