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毒親生まれ、毒親そだちを読んで

今日も自分の子供を叱り続ける妻がいる。
息子からしたら自分も共犯者なのだろうか。
家を出ずになんとか踏みとどまっている事で、息子の心の支えになろうとしているが…

妻も自分自身叱るのを止められないんだなというのを、この本を読んで感じた。

中受に爆走する妻。息子の点数を上げたいと思ってる行為が、かえって点数を下げることに気づいていない。ほっときゃ自分より優秀になるタマなのに…

妻はかつて早熟の勉強ができる子だったらしいが、その後のスパルタ教育で拗れに拗れて受験に失敗し続けたらしい。そして勉強嫌いになったと。

でしょ? 人から強制され続けて、その事を好きになる事なんてないのに…自分のリベンジマッチを息子にさせてない⁈

母親を敢えて怒らせるというテクニックを息子は持っているようで、「そこブッコムな」と側にいるものとしたらヒヤヒヤするが、ブッ込めるくらいの方が良いのかもしれないと、この本を読んで思いました。

2時間くらい経過して、ようやく怒りが鎮まった様子。しかし、あれだけよく喋られるなと、変に関心もしたりする。

「ママ大好き!」と息子はよく言っている。それを聞いてマズいなと私は感じている。既に妻の機嫌を取るような行動を行なっているような気がするからだ。
親から愛されて育った私は、大好きなど言った事はない。口に出さずとも繋がって感謝しているからだ。親から愛されているかどうかなんて考えた事もなかった。自分にとっての当たり前が、妻や、この本の著者から当たり前ではないと気付かされ、自分は見返りのない愛を受けていたのだと気づいた。

息子が妻の与えた課題をクリアすると、妻は息子をハグするだろう。そして、ネコを撫でながら同じ部屋に自分がそこにいるだろう。なんとかしないとと思いつつ…

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