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広島の採用支援奮闘記<プロローグ>Uターンした中村の実録

こんにちは。ペルソナの中村です。
はやいもので、今年も終わりが近づいてきました。

今年最初のブログを私が担当させていただき、この1年の小さな目標として「自分を見失わない生き方をしたい」と執筆したことを思い出します。

2023年は、Uターンした地で、仕事やプライベートで新しい挑戦が出来た1年であったと自分では振り返っています。
みなさんはどんな1年でしたでしょうか。

「Uターン」は、自分を見失わない生き方が出来るのか?


この1年、日々の出来事や仕事が、「Uターン」が起因になっていることも多く、今回はこのテーマで執筆させていただきたいと思います。

といいますのも、ペルソナの社内でも「周りにはUターンや移住している人が少ない」「実際してよかった?どう?」と質問を受けるケースもあり、実際にはまだまだ少ないのかな…と感じているためです。

また、「Uターン」「Iターン」「移住」とネットで検索しても、
移住のススメ/その方法や就職方法/実践してみての後悔…については多くの記事が出てくるのですが、「正直なところどうなの?」まで踏み込んで書かれている記事が少ないと思ったためです。

であれば、今回は、個人事例ではありますがテーマとさせていただき、
・自分らしい生き方を模索している
・移住やUターン、Iターンに興味があるけど実際どうなの?
・来年、なにか新しいことに挑戦したい
・地方在住の人材紹介コンサルタントだけど…他のコンサルタントはどうなの?
とお考えの方々に、読んでいただけたら嬉しいです。

実際に決意するまで(本当は悩みました)


私が決意した理由は、「地元の採用支援を通じて活性化に貢献したい」というコンサルタントとしてやりたいことがあったからです。

しかし、やりたいとは思っていたものの、東京に在住していてもオンライン等で対応出来ることはあり、実際にUターンをするかどうかはすごく悩んでいました。
Uターンをする選択が「いま」でなくても、ゆくゆく決意したときに、選択肢として選べるようにしておきたい…と考え、フルリモート勤務のペルソナを選んで入社しました。

いざ、Uターンすることを決断したのは、本当に偶然です。
お盆に実家に帰省してリモート勤務をしていた時に、気に入った物件をたまたま見つけ、その物件に住むことを決めたためです。物件に住むことと、東京から引越しすることをこの瞬間に決めました。

実際に決意~実行までの葛藤


決意してからは、引越しの準備、少しでも荷物を少なくするために家具や洋服を売る、住民票の手続きなどで怒涛の日々でしたが、実際に引越しの日が近づくにつれ、実感がわいてきました。

東京で10数年社会人生活を送り、Uターンするとき…正直なところ不安でした。
・東京の最前線からリタイアするという、負けの選択ではないのかという自問自答
・大学卒業後、周囲に「バリキャリを目指す」と豪語していたのに、そのキャリア像から外れないのか
・土地勘やマーケット情報もない土地で、人材紹介という仕事はやっていけるのだろうか。新規の開拓からだぞ、出来るのか?
・気心の知れた友人も東京にいるのに、ひとりぼっちにならないか
等…

引越し当日は、台風により新幹線が動かなくなってしまい広島に向かえず、東京で一夜を過ごすことになったのですが、ホテル以外に泊まるところがなく、「ああ、本当に住むところがなくなったんだな」と寂しくも感じました。

Uターンをしてから、1年少したった今思うこと


良かったと思うこともたくさんありますが、いまも東京にいたら…と思うことも少しあります。

良かったこととしては

●仕事面でのやりたかったことの実現
Uターンをしてからは、「地元の採用支援を通じて活性化に貢献したい」を実現するために日々取り組めています。
実際には、開拓に苦戦したり、東京の採用の在り方との違いへの戸惑い(例えば、これまでオファー面談を実施されていなかった企業へオファー面談実施のご提案、雇用条件通知書と内定通知書の違いのアドバイス等も実施)…など苦労をしながらも、なんとか少しずつご支援の輪が広がっていく感覚が持てています。

●仕事面での責任をより感じるようになったこと
前職はフルリモートではなく周囲に先輩もいたので、商談相手が経営者の方だと、ひとりだと不安でもあったため、先輩に同席をしてもらっていました。
今は、ペルソナでは、広島に居住しているのが私のみであり、また対面で商談を実施させていただく機会も多いため、ひとりで経営者を相手に商談を実施する度胸や覚悟が身についたと思います。その分、視座も上がったのではと考えています。

●プライベートで新しい趣味、新しいチャレンジが出来たこと
昔から挑戦してみたかった、バイクに乗るということをこの1年で出来るようになりました。バイクという移動手段を手に入れられたことで、地元広島の魅力的な観光スポットや、知らなかった場所に気軽にいけるようになりました。実感したのは、広島は、山も海も、食べ物もおいしい県であるということです。離れていたからこそ気付いた、「魅力的な広島」という土地を、多くの方に知っていただきたいと動画を撮影したり、YouTube投稿したりするという新しい挑戦もはじめてみました。

これまでは、休日は寝だめをすることが多かったですが、休みにツーリングに行く機会も増え早起きをすることも増えました。メリハリをつけた休日が送れるようになったこともよかったです。

●実家が近くなったこと
私は、大学から地元を離れていたので、家族のことを知っているつもりであったとしてもタイムラグがあったり、状況をきちんと理解できているかと言われると、そうではなかったかもしれません。それが、距離的に近くになり話を直接聞けたりできるようになったことはとても安心です。

いまも東京にいたら…と思うことは少しあります

●孤独を感じることはやっぱりある
これは、一番大事なことかもしれません。私の場合、地元で仲の良かった友人は関東や関西に多く、気軽に「会おうよ」と会える友人が少ないです。これは少し寂しいですが、これからは新しい趣味を通じて、新しい友人をつくっていきたいと考えています。

●遊びに行く娯楽が少なく、時代の流れを感じる機会が少なくなったこと
東京にいたときは、少し地下鉄に乗れば、商業施設や表参道や銀座など最新のエリアに行くことが出来ていましたが、地方では、そういった場所は少ないです。そのため、遊びに行ったり、買い物に行ったり、夜に飲みに行く機会が少なくなりました。

街並みを歩く人々の様子やファッション、商業施設の広告、本屋さんで並ぶ雑誌の表紙から感じる季節感やトレンド、五感で感じる時代の移り変わりを肌で感じる機会は減ったため、自分でアンテナを張っておくということは大事なことかなと思い、意識的にキャッチしないといけません。


良かったこと、東京にいれたら…と思うこと、両方が入れ混じっていますが、自分のやりたいことを、少しずつ挑戦ができていて、新しい事に挑戦するために成長している感覚が持てていることは、Uターンをしてみて良かったなと今では感じています。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えたい」


「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」は、リクルートの創業者である江副 浩正氏の有名な言葉です。もともと、私がリクルート出身ということもありますが、この言葉は私が大事にしている教訓です。

自分のやりたいことをイメージし言語化して、自分なりに取り組んでみる。
取り組むことは、いままでやったこともない、未知のことかもしれません。
それに自分なりに挑戦をしてみて、ちょっとずつですが、その結果、成果や成長がおのずとついてくると私は信じています。

来年は、機会を創り出すなかで沸いてくる自分の正直な想いややりたいことに向きあうような1年にしたいと考えています。

本年も、毎週金曜日にお越しいただき有難うございました!
来年も金曜日にお会いできることを楽しみにしています。

ペルソナ株式会社 中村

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