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No.152 2014年~ 毎日新聞編集委員の城島徹氏との出会いと活動

 今までご紹介してきました新聞社の編集委員の方々との出会いと活動の始まりは1990年代でした。もう一人の毎日新聞編集委員の城島徹氏との出会いと活動は2010年代でした。そして現在もお付き合いをさせて頂いています。城島氏は1956年生まれですから私より2歳若い方です。1981年に毎日新聞社入社ですから私と同じ年に仕事をスタートしているようです。アフリカ特派員ヨハネスブルグ支局長の経験があります。日本NIE研究会のメンバーとして一緒に研究をされてきましたしこれからもしていく予定です。
 私も城島氏も主権者教育に関心がありそこでの繋がりが出会いと活動になっています。No.130「2016年6月 共著『やさしい主権者教育 18歳選挙権へのパスポート』の出版」にも城島氏との関りを書いていますので参考にして頂けますでしょうか。

 私が城島氏の取材を初めて受けたのが、「小学校で主権者教育 18歳選挙権導入控え 世論調査、社説も活用」(「毎日新聞」2015年6月16日朝刊)でした。当時、世の中では「18歳選挙権」導入に向けてメディアが高校生での模擬選挙の様子をよく取り上げていました。私は高校生からでは遅いことと模擬選挙だけでいいのかと認識し実践してきましたが、城島氏はそこに注目して下さいました。

 その後、毎日新聞社主催の「新聞活用実践教室」で「主権者教育とNIE」をテーマとして開催された様子を2回に渡り報道されました。

         「毎日新聞」2015年10月6日朝刊より


「毎日新聞」10月20日朝刊より

 さらに城島氏は前記の「小学校で主権者教育 18歳選挙権導入控え 世論調査、社説も活用」(「毎日新聞」2015年6月16日朝刊)を活用し講師をされている甲南女子大学で教員志望大学生にワークショップを行いその様子を記事にされました。

「毎日新聞」2015年12月1日朝刊より

 城島氏も毎日新聞社を定年退職され、現在は日本NIE研究会のメンバーとして貴重な助言を頂いています。
 
 城島氏との関りで、こんな面白いエピソードがありました。
 城島氏は2018年8月に『謝る力「伝える言葉」が人の心を動かす時』(清水書院)を出版されました。


 この本を我が家に贈呈して下さいました。その本に次のような文面のお手紙が挟まれていました。文面を読み私は大笑いしてしまいました。

 「妙齢」とは女性の若い年頃という意味の言葉です。「妙」には「若くて美しい」という意味があり、「若い女性」「年頃の女性」「結婚適齢期の女性」などを表現する際に使われるのが一般的とされるようです。
 その「妙齢の女性」は同年齢の妻です。二重の意味で大笑いしてしまったのです。城島氏は本当にユーモアがあります。
 この時は城崎温泉に滞在し、京都までの帰りの山陰本線の中でした。実は京都まで特急電車の指定席を持っていたのですが、城崎駅で買い物をしていてうっかり時刻を間違え特急電車に乗れなかったのです。こんなことは初めてのことでこの偶然が城島氏と出合わせたのです。途中まで各駅停車で行き特急に乗り換え京都に着き、東福寺と伏見稲荷を訪ね東京に帰りました。

山陰本線各駅停車の車内から

 城島氏にはすぐにメールを送り事情を伝えました。後日お会いした時も大笑いで話しました。城島氏とは現在も交流があるので、今後も面白いことに出会うことを期待しています。

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