都会の片隅で悩む -人生で最も小さく人生を変える決断-

'Life is a series of choices’ 人生は決断の連続である。


良く聞く言葉ではありますが、もう一度振り返って考えてみると、決断とは思いの外時間と体力と労力(思考力)を消費するものではないでしょうか。

とある調査によれば、大人は1日に35,000回もの決断をしているとのこと。

そしてアメリカ人女優のKeri Russellはこう言います。

'Sometimes it’s the smallest decisions that can change your life forever.' 最も小さな決断が時にはあなたの一生の人生を変えることがある。

(Image by https://www.azquotes.com/author/12805-Keri_Russell)


では、人はどうやったらそれらの膨大な日々の決断を正しくできるのでしょう。。。

時に人は考えても考えても決断できない瞬間に出会うのではないでしょうか。就職、結婚、転職、etc 人生のターニングポイントにおいて重大な決断をする場合、明日の服を決めるようには即決できないのが普通ですよね、

①誰かに相談する?

②自己啓発本を読んでみる?

③ひたすら引きこもる?


通常、私は③の選択肢を選びしばし考えるのですが。

この悩みに解はないと思うのですが、人それぞれに思考パターンが存在し、それぞれの人生の軸によって決断するものですよね、

ただ問題はその「軸」と「評価方法」ではないでしょうか。


私が高校生の進路選択の時、私の選択はとてもシンプルでした。

理系か文系か。私立か国立か。多くて4通りしかありませんでした。

それは自分の中にその後の自分の頭の中に描く将来像が「大学」しかなかったからです。「日本の大学」に進学し、’何か’を「学ぶ」。ここでの変数はWhatだけだったんですね。

だから軸も評価もとても簡単でシンプル。同時に思考できました。


ところが一転。

海外大学院に留学し、卒業した今、私の目の前には多くの選択肢があります。

選択肢というよりも、新しい可能性ですね。

これまでは心の中に描いてこなかった可能性です。この心の中に描けるようになった小さな種は、きっと私が留学生活で得たものの中で、学位よりももっと大事で大きな価値と考えるものです。

「可能性を新しく掴みにいくこと」

(※「選択肢を選択すること」と上記の行動は同じようで全く違うことのように思うので、またその点についてはまた今度)

この行動には小さな決断とちっぽけな勇気が必要なんです。


 - 果たしてこの新しい可能性は自分の時間をかけて掴みに行く価値があるのか?-

そしてそれはどのような軸で評価したらいいのか。

私にはまだその小さな決断力もちっぽけな勇気もありませんが、その2つを見つけるために明日も都会の片隅で小さな決断に頭を悩ませてみたいと思います。


Shall we make the smallest decision that can change our life entirely ?



おわり。



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