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2023年、「なぜ発信するんだっけ」を度々考えた

毎年書いている年末の振り返りnote。早い時には10月から書き始めるのに、12月31日13時現在、今年はほとんど何も書けていなかった。正直なところ、「思っていたよりもできなかったな」と感じることが多くて、思い返したくない気持ちが強かったです。

振り返った方が良い気がすることも、並べたくなる言い訳も多々ありますが、まずは「2023年は○○な年でした」と書き切ってみよう。そうして浮かんだのが、この記事のタイトルでした。

2023年は、仕事でもnoteについても「なぜ発信するんだっけ」と考えることが多い1年でした。

下書きにいろいろありました

広報でありインハウスエディターとして

ホットリンクでは広報でありインハウスエディターとして、2023年も様々な記事や発信に携わりました。特に大きかったのは、 #SNS黒本 こと、書籍「SNSマーケティング7つの鉄則」の発売です。

著者であるいいたかさん・室谷さん・脩平さんを筆頭に、出版社さんや協力してもらったホットリンクメンバー、取材や寄稿でお世話になったメディアの方々など、今年の前半は書籍に関するやり取りがたくさんありました。

こんなことも書いてました…!

私が感じた書籍の大変ポイント
・通常業務と並行で行なう執筆(時間確保も集中力の維持も難しい)
・モチベーション維持(どうしても長期プロジェクトになる)
・孤独感(作業分担はするものの、書く・校正する時は一人で行なう)
・それでも書き切らないと終わらない。本が出ない

地元の本屋さんにも「SNSマーケティング7つの鉄則」が並びますように #SNS黒本

オウンドメディアでは、お客様へのインタビューや各界の「プロフェッショナル」の方々に取材する機会をたくさんいただきました。お話を伺えてよかった、記事として発信できてよかったと感じる取材がいくつもありました。

でも、この「よかった」という感覚で終わらせてしまったコンテンツが多かった気もするのです。

無事に公開できてよかった~で、終わってないか

記事化して満足、プレスリリースを出して満足……していないか…?

記事のアイディアを形にしたり、スケジュール通りに進行することも大事ですが、その後に控える「届ける努力」「広める努力」「次に繋げる努力」はどれくらいできたのか――いや、目先の忙しさを言い訳に、ほとんどできていなかったのではないか……。

発信しなければ、外部に自社の動きが伝わることはありません。なので、「記事を作らなきゃ」とはなるものの、それが何を目的とした、どんな成果を得るためのコンテンツなのか、その目的は達成できたのかを、考えたり実行したり振り返ったりする時間がほとんどもてていませんでした。

「出して終わりではない」という頭はあるので、手は動かし続けていましたが、「手応えは……あったような…なかったような…あったと思いたいだけのような……?」というぼんやりした感覚が残っています。

「振り返りもちゃんとやろうね」

このモヤモヤを晴らすためには、すでに書いちゃってますが、「振り返りもちゃんとやろうね」だと思います。

どんな記事がどれくらい読まれているか、どこからの流入が多いか、どの発信が取材依頼につながったか……などなど。コンテンツの成果は数字で測れるものが全てではないけれど、数値化が不可能わけでもないと思うので。

来年の私に向けて、参考になりそうな記事を…👀

そうやって少しずつ「これは最低限、達成するべき数字」「これは実現可能そうな目標」「そのためにこういう行動が必要」というものが、実感も伴った状態で見えてくるはず。

それを伸ばしたり、伸ばすためにどうするかを考えていくことで、「これをやりました」「こんな成果が出ました(もしくは、思い通りにいきませんでした)」と胸を張って言えるようになるはず。

来年は改めて、自分の型(ひいては、ホットリンク流の広報の型)を作るつもりでPDCAを回していきます。仕事における2024年の目標は「自社に合った広報の型を作る」です!

noteは「書きたいから書く」でいい……のか

noteの方で考えていたことも残しておきます。10月頃、こんなことを書いていました。

こちらも音声入力による下書き。マーケブ。

内容は、前々からやりたかった身近な人へのインタビュー企画「HITOTONARI」を始められてよかった。「この人に話を聞いてみたい!」を起点にインタビューをして、話してもらった内容から記事の構成を考えていくのが、目的をバチッと決めて、そのために誰にどんなインタビューをするかを考える記事作りとは異なるアプローチなので楽しい。「目的」ありきではなく、聞きたい・書きたいを起点に記事を作るのもいいよね~と。

…でも、なんだかそれって「目的」を設定することから、ていよく逃げてるだけなんじゃ……?

「私が聞きたい人に話を聞いて作りたいだけのコンテンツなので、目的どうこうではなく書きたいように書くだけです」と言って、記事があまり読まれていないことの言い訳や免罪符にしようとしていないか…?

と思えてきたので、下書きで眠らせることにしました。突然自力で考えが変わったわけではなく、その時読んでいた本や、目にしたツイートの影響でハッとしたのです。

仕事で作るコンテンツと趣味で書く記事を同じように扱うのはちょっと違うかもしれませんが、趣味で書いているnoteだからと書き方を変えているわけでもないので、自分が作ったコンテンツには同じように責任をもつべきだなと…思ったりしたのです…。

そんなことを考えるうちに、noteの方はなかなか更新できなくなってしまったのですが……(それはそれで本末転倒な気はしつつ)

どちらの書き方もやればいい

noteについては、解決というより、両立させればいいんだ!という考えに至りました。下書き保存した記事にも書いていたんですが、

サタンの目的…?

目的起点のコンテンツも、この人に話を聞きたい!取材したい!という興味が起点になるコンテンツも、両方作ればいい。両方やって、いいとこ取りをしたり、2つのやり方を行き来するからこその相乗効果みたいなものが得られればいい。

目的ありきのコンテンツは、誰かの役に立って喜んでもらえることがあるし、興味ありきのコンテンツは自分の満足感につながるので、私にはどちらも大切です。目的をごっちゃにせず、狙って切り替えていけばいいんだと思います。

出せていない「HITOTONARI」もありますし、2024年もたくさんnoteを書いていきます!

おまけ:2022年に立てた2023年の目標

昨年末のnoteには、着物に関する3つの目標を書いていました(ピーターは着物ブーム到来中です)。

着物をもっと楽しむために、着物に関する来年の目標を立てました。
・着付けができるようになる
・毎月1度は着物で出かける
・着物って可愛いし楽しいんだよ~~と布教しまくる

2022年に出会ったアート・映画・音楽たち

まだまだ勉強中ですが、カジュアルな場へ出かけるには困らないレベルの着付けは覚えました。毎月ではなかったけれど、今年10回は着物で出かけました。インスタの着物アカウントも更新を続けており、始めてリールを作ったり、それをTikTokにも投稿してみたりと楽しく発信を続けています。

着物って可愛いし楽しいんだよ~~をさらに布教するために、2024年は「人に着付けできるようになろう」という目標を立てました。身近な人たちに、バンバン着付けさせてもらおうと思ってます!

今年一番着たのは、きっとこの浴衣。お気に入りです☺

今年も素敵な人たちや言葉、作品に出会って、本当に刺激的な一年でした。自分の嫌なところや弱い部分に気付いたり、温かい言葉をかけていただくこともたくさんありました。2023年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします!

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