川上 陽平

気が付けばIT・マーケティング業界で結構な期間働いています。 コロナ以降は故郷(京都)…

川上 陽平

気が付けばIT・マーケティング業界で結構な期間働いています。 コロナ以降は故郷(京都)に身を移しマーケティング支援活動(主にマーケティングのデータ基盤構築&BI構築)を行っております。(https://japcomic.com/ ) 趣味は食べ歩きや撮影など。

マガジン

  • 小売業とデータ分析の考え方(分析環境導入準備編)

    小売業とデータ分析の考え方の基礎的な内容をまとめています。 実際に構築を行う前の設計の仕方や、実際のレポートなどについて紹介します。

  • 小売業とデータ分析の考え方(分析環境導入検討編)

    小売業とデータ分析の考え方の基礎的な内容をまとめています。 具体的に作業に取り掛かる前に色々情報を整理したい方にオススメです。

最近の記事

社内の情報を整理する②

前回のおさらい です。 まずは社内のデータ一覧をまとめてみる。 まとめ例はこちら 現状社内で作成されている定型レポートを集めてみる。 まとめ例はこちら (その他作成したいレポートがあれば、別途まとめるのもオススメです。) 上記2点をまとめてみて、その後に分析環境構築の方法を考える。 この3つの手順をしっかり守りドキュメントを作成していきましょう。 何かしらの支援会社と協力して分析環境を構築する際も1と2は必須になってきますので先にまとめておくことをオススメします。

    • 社内の情報を整理する①

      前回までのおさらい前回までの記事は「小売業とデータ分析の考え方(分析環境導入検討編)」 のマガジンにまとめられてます。 小売業でデータ分析を行う際のメリットやコストに対する考え方などをざっくりまとめたものになりますので、今回のマガジンからはもう少し細かな内容を記載していきます。 分析環境構築を検討されている方は先に読んでおくと色々便利な知識をお届けできればと考えております。 「実際にどういった分析すればいいの?」という内容はもう少し先になってしまいます。 なぜなら企業にとっ

      • 【まとめ】小売業とデータ分析の考え方(分析環境導入検討編)

        今回は分析環境導入検討編のまとめです。 今までの記事をまとめていきたいと思います。 「小売業」と「小売業のデータが持つ優位性」は?小売業の特徴: 「消費者に対し商品を直接販売し、EC含む店舗運用と在庫管理に重点を置く業態。」 小売業の持つデータの優位性: 「エンドユーザーとの直接的な接点から生じる行動データにより、深い顧客理解が可能。」 DXを行わないことで2025年以降に顕著にあらわれてくる機会損失とは?そもそも顧客理解が進まない。 →モノ、バショ、時系列などのデータ

        • 自社構築を行う際やSaasを選ぶ際に気をつけたい事

          こんにちは!前回の記事ではデータ分析基盤の利用の前に整理したいコストについてまとめました。 まずは「現状のコスト」を洗い出し、その後導入する方法によって「導入後のコストシミュレーションの必要がある」という所までは整理できました。 でも実際に導入後のコストシュミレーションと言われてもそんなものは構築する内容にもよりますし機能にもよります。 今回はそういった導入する際に検討しておきたい機能についてお話します。 少し前の記事ですが、「小売のデータ分析の部署ごとに得られる便益」をジ

        社内の情報を整理する②

        マガジン

        • 小売業とデータ分析の考え方(分析環境導入準備編)
          2本
        • 小売業とデータ分析の考え方(分析環境導入検討編)
          10本

        記事

          費用対効果のシミュレーションはどうするのか?(導入後のコストシミュレーション編)

          こんにちは。今回は「導入後のコストシミュレーション編」です。 ちなみに前回まとめた内容を元に進めていきたいので内容を再掲しときます。 【導入前】 現状の問題点:ある程度の時間をかけて手作業で集計している、集計ミスが発生する、など 現状のコスト:人的コスト、ミスによる機会損失など 【導入後】 改善される問題点:自動化により時間短縮、集計ミスの減少など 新たなビジネスチャンス:新たな顧客洞察、コンバージョン率の向上など その上で、以下の投資について考慮します。 【

          費用対効果のシミュレーションはどうするのか?(導入後のコストシミュレーション編)

          費用対効果のシミュレーションはどうするのか?(導入前のコストシミュレーション編)

          こんにちは。今回はデータ分析基盤の導入についての費用対効果のシミュレーションついて書きたいと思います。 生成AIは現時点では数字周りがあまり強くないということもあり今回は結構僕の方でまとめていくことになりそうな気がしております。 でもやっぱり生成AIの手軽さを体感した僕には、まずはじめにジョシュに聞いてみて、なんか違うな~と思ったら自分で記載する方法を選んでしまします。 レポートの自動化とかも実は同じで導入に成功すると「なぜ今まで私達は毎日エクセルで集計を行っていたんだ…。

          費用対効果のシミュレーションはどうするのか?(導入前のコストシミュレーション編)

          データ分析基盤の構築、誰が引っ張るのか問題

          前回は「小売のデータ分析って何が便利なの?」という内容をまとめました。 なんか色々なメリットが期待できそうだなぁと思う反面、これを実現しようとしたらものすご~く時間もお金もかかってしまうんじゃないかという懸念もありますよね。 「何ができるのか?」もとても大事なのですが、企業や仕事で利用する場合「実現するために事業社として何が必要なのか?」「どれぐらいコストがかかるのか?」などもしっかりおさえておいたほうがいいと思います。 (具体的にどういった分析やUIにしていくのかなどはこの

          データ分析基盤の構築、誰が引っ張るのか問題

          小売のデータ分析って何が便利なの?

          前回の投稿で小売業の特徴とデータの持つ優位性について説明しました。 小売業の特徴: 「消費者に対し商品を直接販売し、EC含む店舗運用と在庫管理に重点を置く業態。」 小売業の持つデータの優位性: 「エンドユーザーとの直接的な接点から生じる行動データにより、深い顧客理解が可能。」 ではこれらの条件からどのような分析を行えば企業にメリットが出るんでしょうか? 小売のデータ分析って何が便利なの?「現状の業務からの改善点」と「より便利になる点」ごとに教えて。 小売業におけるデ

          小売のデータ分析って何が便利なの?

          『小売業』と『データ』の話

          「小売業」とは?第1回目の内容はそのまんまなのですが、「小売業」の「データ」について記載したいと思います。 早速なんですが、「小売業」についてジョシュに聞いてみたいと思います。 小売業とはどういった業態を指す言葉ですか? 小売業とは、消費者に直接商品を販売する業態のことを指します。 スーパーマーケット、コンビニエンスストア、専門店、デパート、ネットショップなど多岐にわたる形態を含みます。商品を工場または卸売業者から購入し、それを最終的な消費者へと販売するという役割を果たし

          『小売業』と『データ』の話

          助手をつけたいと思います。

          「『小売業』や『データ』関連の情報発信。一般の人も知っておいて損はない情報」という内容で発信していこうと決めたのですが、いかんせんただのおっさんが一人でブログに淡々と自分の意見を書いていても面白みにかけるなぁと思い、助手を付けることにしました。 弊社はかなり少数で活動しておる会社なので助手といってもそんな20代の若人がいるわけではありません。 ただ、最近は生成AIなるものがかなり勢いを増してきており、「猫の手も借りたい」状況で「生成AIの手を借りる」のは非常に合理的な判断に

          助手をつけたいと思います。

          データの爆増とテックの爆進

          はじめに私事っていうか仕事ですが、ワタクシは現在小売業のデータ分析基盤構築やデータアナリストをメインとしております。 カメラマンだと思ってる人いますけど、違いますからね。あれは趣味です。 昨年の6月に小売業に向け「データの『収集』→『蓄積』→『変換』→『加工』→『可視化』までを一気通貫でできるパッケージ」を発売しました。 このマガジンはそのサービスの認知向上というのも半分あるんですが、もう半分は「DX進まなさ過ぎじゃないですか?」問題をなんとかしたいためです。 どっちが先か

          データの爆増とテックの爆進

          徳力さんのおかげでnote活動しようと思いました。

          昨年の6月、沖縄で開催されたマーケティングアジェンダに参加しました。ブランドやパートナーのプレゼンを観て、とても刺激を受ける良いカンファレンスでした。 ただこのようなイベントは終わった後 「うわ~めっちゃ良かった」 と気持ちよくなるんですが、次にどのような行動をとるかは自分次第です。個別のプレゼンについては割愛しますが、ざっくり3つのポイントで刺激を受けました。 各専門分野の最新情報は自分のアップデートに大きくつながる。 パートナー側のプレゼンで、ナレッジをシェアしていた

          徳力さんのおかげでnote活動しようと思いました。