こんにちは。
葬送のオルケスタ「墓の魚 PEZ DE TUMBA」
の作曲家です♪

今回、「墓の魚」オーケストラの
新作動画を投稿いたしましたので、
ご紹介いたします。

今回は音楽ではなく、
自作の詩の朗読。
その詩に合わせた映像作品になります。

【ポマセア・カナリクラータの臓物】

早朝の南米の熱帯雨林を歩く探検家が、
川から打ち上げられた巻貝
(ポマセア・カナリクラータ)
の死骸を見つける。
まるで白昼夢の様な熱帯という命の源泉の中で、
彼は、キリストが死から復活し、
天上に駆け上がる儀式の過程で成された
この世界の循環の事を想う。

腐敗し、悪臭を放つ
ポマセア・カナリクラータの死骸を軸に、
世界の罪と、悍ましさの
帳尻合わせを願う
マジックリアリズム的な詩
【ポマセア・カナリクラータの臓物】

という訳で、
動画は、その朗読動画です。

ラテン墓場系YOUTUBER
[字余りの乞食](私)の
久しぶりの新作になります。

ちなみに
マジックリアリズムとは、
異世界でなく、現実的な世界描写の中で、
当然の様に幻想的な出来事を導入する
シュールな小説や映画や詩の作品手法
の事です。

「墓の魚」は、
オーケストラ曲だけでなく、
絵や、詩作品も作っていく楽団ですが、
南欧ラテンのキリスト教神学と、
海洋生物や細菌達の死を題材にした
とても風変わりなオーケストラです。

私の詩は難解と言われてはいますが、
その詩を、少しでもわかりやすくする為に
今回、映像作品として制作してみました。

南米の白昼夢の様な世界を
感じていただけましたら、
とても嬉しいです。

ところで、

ポマセア・カナリクラータとは、
どんな巻貝か？

というと、
ちょっと前に
日本で外来種として有名になった
ジャンボタニシの事なんですね。

スクミリンゴ貝とも呼ばれます。

ただ、このポマセアには、
沢山の種類がありまして、
熱帯魚屋で観賞用の巻貝として売られている
ゴールデンアップルスネールや、
ミステリースネールとして
世界中で人気のカラフルな巻貝も
ポマセア類の貝になります。

そんな訳で、
本日は私達「墓の魚」の
新作動画のお知らせでした♪

これからも
葬送のオルケスタ
「墓の魚 PEZ DE TUMBA」を
よろしくお願いいたします～。

【1000視聴突破ありがとうございます♪】
「墓の魚」のラテン詩と、
メメントモリ曲の融合した
第一弾・配信コンサート
「死んだ珪藻とマキシロポーダのミサ」
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