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危うさと儚さを自覚した先にある未来

ある雪の日。
街が華やかに着飾る日に、布団から抜け出せなかったことを思い出す。
苦い記憶を消すように、すべての連絡を絶った。
その日を映す問いに、「その日は寝てたよ」と笑って躱し、強い心のふりをした。



人間の儚さをみたことがあるか。
人間の危うさをみたことがあるか。

人は儚い。
人は危うい。

語弊を恐れずにいうと、だから面白い。

誰だって、過去と今と未来を抱えながら生きている。

全部無くなれば楽なのに。と何度だって思う。
それでも、、生きていく。

知人は、私のことを明るくて能天気だと思う人が多いだろう。しかし、真実はどうか。
危うさと儚さがいつだって付き纏う。そんなわたし。

危うさと儚さを自覚した先の未来を見る。
それらを自覚した時にきっと、明日が始まる。

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