儚さ

ヨナグニサン。

「ヨナグニサン」って知っていますか?

与那国島に生息する大きな蛾です。

ヨナグニサンには口がありません。

「どきっ」としませんか?

口がないってことは、
食べることができないのです。

ヨナグニサンの身体はとても大きいです。

生態系のバランスを保つためにこのようになっているのでしょうか。

大きな身体を持つことと引き換えに、命を差し出したのでしょうか。

子孫を残すことのみを目的に、死ぬ

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線香花火と夏の地面に落ちた私の心の言い訳

君が言った
私たち変わらないね。
その言葉の儚さを
今の夏に私はうかれていた。
大丈夫。てどんなに思っても
バカバカしくてそんな世の中でもなくて、
変わらないね。なんて
その君が、変わっていくんだね。て
今から知っているよ。
線香花火と同じ。
繋がっているのに一人ポツリと
地面におちていく。
そこで、こんなものか。て
私は、今のこの年齢に
正しく思えるだろうか。
全てが儚さで見えているのならば

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#14 現実を受け止められない時

僕は実家に帰省し、ひたすらあひるの空を読み、気づけばバスケをしていた。近くのストリートバスケに行き、1人ダムダムやっていた。漫画の影響を受けたのか。昔のバスケ部時代が懐かしくなったのか。日頃は、まっっっっっっっったくバスケやらないのに。

前にも同じように、1人でダムダムしてる時があった。前の仕事で山梨にいた頃、付き合ってた彼女に別れを告げる時、気づけば1人ダムダムしていた。気持ち的にもう一杯一杯

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夏、線香花火が教えてくれたこと

すっかり夏ですね。暑いですね。

夏の風物詩と言えば…

そう。花火。

夜空に弾けて美しく散っていく花火も、手元で小さく燃える花火も、刹那的で美しくて、夏の感じがしますよね。

しかし、一番夏を思い出させるもの。

それは、線香花火ではないでしょうか。

今日はそんな夏の風物詩、線香花火のお話を書こうかなと思います。

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夜風が気持ちいい夏の夜。すっかり暗くなった空、しんと静

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半径数メートルの日常

もう寝る時間なのに、
夕方ふと思ったことを書き留めておきたくなった。

詩のようなもの。

半径数メートルのささやかな日常。
変わっていくこと、
変わらずあること、
だれにでも、
どこにでもある日常を
ただ静かにみつめている。

それは、
いつかの心象風景とむすびついては、
離れ、
思い出しては、忘れていく。

儚く美しい何か。
それを、留めておきたくて、
近くて遠い
だれでもないだれかへむけて。

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儚い花火

美しい花火の光景と共に思い浮かぶのは

一緒に花火をみた

大切な人。

病院の窓ガラスから見える花火は美しく

その窓ガラスに映る大切な人は

痩せ細っていたけれど、

確かに存在していた。

穏やかな表情のその人の目には

どのように景色が写っていたのだろう。

とても儚く、喉が詰まるほどに苦しい、言葉に言い表せない強い感情が込み上げてくる。

当時は少しも泣きたくなかったのに。

わたしは何

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せつなさの捉え方(ノンフィクション)

せつないメロディが好き。

そう伝えたら、君はいろんな曲を聴かせてくれた。
これなんかは、イントロからせつない雰囲気出てるよ、と。
君が用意してくれた曲たちはどれも素敵だったけれど、私が伝えたかったせつなさとは、少し違っていた。
確かに、せつないと言えばせつない。

私にとってのせつなさは、どこか、苦しさに似ている。君が聴かせてくれたせつなさは、儚さに近い印象だった。
「せつない」という感情は、人

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