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自己嫌悪と自分への諦めでつぶれそうになったら

やろうやろうと思うんだけど、なんでだか身体が動いてくれない。

目標に向けて行動しないといけないのはわかっている。

わかっているんだけど、どうしていいのかわからなかったり、時に「ラク」をするほうに流されて、マンガだのネットフリックスだのに時間をどんどん奪われてしまう。

この状況だけ見ると、コーチとしては「本気度を感じない」とフィードバックをして、まず間違いなくコーチングで継続的に関わることを断るレベル。

そんなだらけ切った自分に嫌気がさして、振り返ってみると数週間、数か月と経っている。

「俺はなんて無駄な時間を…」

と、かの三井寿が涙してつぶやいたようなセリフすらも脳裏に浮かぶ。

まあ、ここまでぴったりでなくても、同じような状態になった人はきっとすくなくはない。

特に、「起業する」と言って、何年も何もできていないような人は、漏れなくこんな感じの生活を繰り返し、自己嫌悪と甘えた行動を繰り返しているのではないだろうか。

Xを開けば、まるで自分のことを言われているんだろうと思いたくなるような、厳しい声もあちこちに投稿される。

「わかってるんだよ…」

心の底から、本当にそう思っているのに、エネルギーが湧いてこない。
なんでか動けない。

快楽に逃げたはずなのに、その時間が過ぎれば後悔と罪悪感、自己嫌悪が襲ってくる。

はたから見たら、意識が低く、本気度もない口だけ野郎に見えるだろう。

正解だ。

怠惰を極めた口だけ人間、そんな人間に、目標の女神が微笑むことなんてあるまい。

何なら、異世界への旅立ちや、タイムリープなんかを夢想する。

もう完全にヤバい。


他ならぬ、僕自身がそんな期間を過ごしてきた。


そして、ある時ふと気づくんだよ。
子どもの顔を見て、「おれ、なにやってんだろう…」って。

もしこれが、僕だけなのだとしたら、この後の記事内容はまったく意味を持たないから、ここで閉じるのが正解だ。


こういうケースでは、コーチングだろうが、コンサルだろうが、あまりいい結果をもたらさないのはほぼほぼ間違いがない。

だいたいが、約束を守ることができないからだ。

おそらく、それを相手のせいにすることはないだろうけれど、かといってエネルギーが湧いてくるでもない。

だけど、どこかでこの課題に「決着」を付ける必要がある。

まず、ここにソリューションはない。

気合い。なけなしの気合いを絞り出して、ちょっとの時間でいいから自分と向き合う時間をつくる。


世の中は、話なんて聞いてくれはしない。

そりゃそうだ。聞いてくれるような信頼を、創ってこなかったんだから。

だけども、どうあがいても僕らは異世界に転生することはないし、時間が巻き戻ることもない。

その事実は揺るがない。きっと。

優しい人はこう言うだろう。

「君はだめなんかじゃないんだ。やればできるんだ」

だけど、その心からの励ましに、きっとこういう想いが出てくる。

「いや、事実できてないし、ダメな人間なんだ」と否定してしまう気持ちが、もうほとんど反射的に出てくる。

だからこうなってしまっては、リスタートは1つだ。

「そう、僕はダメなのだ。ダメな今から、始めよう」と。

ダメであることを受け入れ、ここから少しずつ成長する。

もうこれだけ。

この決意ができるかがまず問われる。

ダメであることを受け入れられないだろうか?

僕は、なにも未来の可能性の話をしているんじゃあない。

あくまで、過去から今にかけての話をしているのであって、未来はどうなるかはわからない。

それもこれも、今の自分を受けいれて、リスタートを切る決意ができるかどうか。

今の状態の自分に、コンサルもコーチングも必要ない。

そうやって、プロの手を借りて羽ばたいていく段階までは、自分で自分をモチベートしていく。

じゃあどうすればいいんだ?ってまず思えたら、そう思えた自分がいたことをまずノートに書いてみる。

「ダメな自分から始めよう」


#続く


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