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全部見せます!DX基礎研修(社会人向け)レポート

こんにちは!フォネットの長田(おさだ)です。
このページでは、当社が学校や行政、自社を含む企業の組織DXをサポートする中で得たノウハウを、記事にまとめてお届けしております。

はじめに|フォネット教育事業部ICT/DX推進課

先日、山梨県甲府市様からのご依頼で、行政職員向けDX基礎研修を実施しました。
市民や事業者のみならず、職員向けのDX研修を実施することで、市政を改革しようという意識の高い自治体様です!

今回は、そのレポート記事となります!
※掲載に関して、甲府市様より承諾済



この記事を読んでほしい人

  • 組織内研修の企画担当者

  • 管理職・チームのリーダー

  • 自組織におけるICT/DX推進の担当者





1. 全体の流れ

※前半60分(講演)+後半60分(ワークショップ)の2部構成

【講演】DXしてみてわかった「現場の私たちが“いま”やるべきこと」

DXの主役は誰か?
自己紹介
01 DXとは
02 本研修のゴール
03 現場の私たちが”いま”やるべきこと①:コミュニケーション
04 現場の私たちが”いま”やるべきこと②:ダイエット
05 まとめ(ワークショップへの導入)

あれ?
このnoteの一連の記事とほぼ一緒じゃない?

そう思った方、正解!(笑)

このnoteを投稿している目的は、
研修を受講した方の備忘録(ノート)としてお役立ていただく
ことでもあるのです!

※もちろん、完全一致ではありません。
研修は時間の制限があるので、省略箇所が多々あります。
反対に、事例や例え話を多用するため、noteよりも表現の幅は広いです。

サンプル動画

そして本noteをご覧いただき、私たちフォネットの研修に興味をもたれましたら、是非お問合せください!
初回無料で、全国の組織(企業・行政・教育機関・経済団体など)を対象に実施させていただきます。

▼お問合せはこちらから
https://forms.office.com/r/tJ88dAdZQg


2. 内容要約

DXの主役は誰か?

Q. DXの主役は、次のうちどちらでしょう?
→A. それは非エンジニアである、私たち実務担当者です!

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと

【理由】
DXの対象は、実務そのものだから。
それを担う人材=実務担当者がDXの主役なのです!


自己紹介

フォネットの目標(ビジョン):
地域のデジタルデバイド(情報格差)をなくす

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと


01 DXとは

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと


■ DXの3本柱

DXの対象=実務(裏の業務と表の業務)
3本柱のうちの2本は、これらのDXです。
そして、組織のトップが最も実現したいのは…?

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと


02 本研修のゴール

現場の私たちが”いま”やるべきこと
=DX基礎力を鍛えること

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと

基礎力とは…

  1. コミュニケーション

  2. ダイエット

この2つです!


03 現場の私たちが”いま”やるべきこと①:コミュニケーション

日々の業務をオンライン化

  • チャットで業務指示や報告などのやり取りをする

  • メンバー同士の情報交換も、現場での疑問質問への返答も、原則テキストでやり取り

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと

一見、DXできているように見えますよね。
でも、落とし穴にはまっていたのです。


■ 講師自身の失敗談

  1. DXツール(アプリ)を導入しさえすれば何とかなると思っていた
    →手段の目的化

  2. 文書を読んで理解できない方が悪いと思っていた
    →現場のスタッフが展開文書を読めないのは、スタッフの理解力不足という認識

何より最大の失敗は、コミュニケーション不足を招くことで、スタッフの心が離れていったことでした。


■ ボトルネックは情報伝達力不足

チャットの内容がお互い読めない・伝わらないから、結局電話で話をしないとならない状況。

DXしたはずなのに、かえって手間が増えている!?
なぜ?どうして??
考え続けた結果……

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと

これだったんだ!!!
と気づくことができました。


■ DX時代における情報伝達力とは?

情報伝達力=「非同期コミュニケーション」のスキル

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと

DX時代突入し、同期コミュニケーションより非同期コミュニケーションが圧倒的に増えます。

たくさんの言葉を連発すれば通じた「あの頃」には戻れない…。
非同期コミュニケーションの課題を克服すべく、情報伝達力を鍛えることが重要なのです!


■ どんな人にも伝わる文章を書くには?

  1. デジタルとしての表現方法は?

    • 文字、画像、図形、動画 (量産が難しい) etc.

  2. 自分が考える以上に伝わらない

    • 自分以外、読みたくない ➡ 主観からの脱却

    • 読解力を求めない ➡ 小5でもわかる内容

    • ツール(Officeソフト)や表現の工夫 ➡ 結果的に最短ルート


04 現場の私たちが”いま”やるべきこと②:ダイエット

業務の効率化=ムリ・ムダを見つけて省くこと

■ 無駄な仕事なんてない!?

「どれも大切な仕事だから無駄なんてない!」
「やればできるから無理なんてない!」

わかります。
でも、忙しいんですよね。

新しいことを始める(バックオフィス業務のDXやビジネスモデルのDXを実現する)には、時間と心の余裕が必要なんですよね。

その忙しい状況で、新しいことを始められますか?
ここはひとつ、無理やりにでも、無駄な仕事をあぶり出そうじゃありませんか!

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと

メタボ化している業務(ムリ・ムダな仕事)の代表例と解決法は、上記のような感じで割と簡単に考えつくと思います。

そうして、身の回りのメタボはだいたい撃退してきたはずなんです。

でも、どうして私たちは依然として忙しいのでしょうか?
いったいなぜなのでしょうか??


■ 最重要ポイント:
脂肪(=メタボ化している業務)は、内臓(=重要な仕事)にくっついていて、表面からは見えにくい

なんと!
ムリ・ムダな仕事は、重要な仕事に擬態していたのです!!

【解決法】逆転の発想
△明らかなムリ・ムダを見つけてやっつける
◎ソフトやアプリの機能を知れば、その作業がムダ(メタボ業務)だとわかる

あなたのその仕事、まだまだ効率化の余地があるはず!


05 まとめ

■ 習慣化=自動化(がんばらない仕事術)

こうしたDX基礎力は、訓練して習慣化しましょう。

  • 最初は大変ですが、だんだん楽になって結果が出ます!
    →例えばWordで文書作成の際に、何も考えなくても、段落設定のところにカーソルが向くようになります。

  • 習慣化すると仕事が「整う」、仕事の仕方が変わる!
    →それ自体が楽しくなります。(習慣化の必要条件を満たす)

メタボは身体ではなく、生活習慣に付いています。

ダイエットは、誰でもない本人が頑張らないと、効果が出ません。
DXの主役は私たちです。
今こそ、基礎力を鍛えるべく、第一歩を踏み出しましょう!


前半の講演の内容はここまで。

この後、休憩を挟んで、
第2部:脱メタボ業務のための「魔法のMicrosoft Word実践編」
ワークショップへ、突入します!

※ちゃんと「魔法」ポイントもご用意しております(笑)
(魔法=自動化)
これについては、今後の記事でもご紹介予定です!


DX基礎研修|ワークショップ:脱メタボ業務のための「魔法のMicrosoft Word実践編」

※本記事では、Microsoft社のアプリケーションに言及するため、マイクロソフトの商標とブランド ガイドラインに準拠して製品名を記述しております。
※マイクロソフトの許諾を得て使用しています。https://www.microsoft.com/


3. 研修を実施する意義

研修を受講された方のご感想

・実体験を元にお話ししてくださったので、分かりやすかったです。
・日々の文書作成において有益な研修だったので、今回研修を受けていない人にも研修内容が伝えられれば良い。
・DX化の意識の低い層へ、同様の研修をお願いできたらと思います。

DX基礎研修|現場の私たちが”いま”やるべきこと:受講者アンケートより抜粋


研修の企画実施=全員が達成できる仕組みづくり

向学心のある方なら、本note記事をお読みいただければ、大体の内容をご理解いただけると思います。
つまり、これを読んでいる”あなた”は、研修を受講しなくても大丈夫。
(すばらしい!)

しかしながら、組織のボトムアップを試みる場合、
すべてのスタッフにそれを求めるのは、はっきりいってムリです。

組織改革(組織DX)の基本は、
個人の力量を問わず、全員が達成できる仕組みをつくる
ことだからです。

これをご覧の皆様の中で、
「いまこそ取り組まなきゃ!」
そう思っていただける方は、ぜひ私たちフォネットの無料研修の導入をご検討ください!

▼お問合せはこちらから
https://forms.office.com/r/tJ88dAdZQg


注意事項

  • 無料研修は初回のみ。同一組織での2回目以降は有料です。

  • 無料研修は上記内容の講演のみで、ワークショップやその他のカスタマイズ研修は原則有料です。

  • 弊社所在地(山梨県甲府市)近隣エリアを除き、原則オンラインでの実施となります。


会社概要

会社名|株式会社フォネット
所在地|山梨県甲府市下石田2-10-6
https://www.phonet.jp/

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