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Botanica

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森を歩く

(日経新聞)【特報】田辺三菱が植物由来コロナワクチン 22年春にも国内申請

日経速報メールでこういう記事が届きました。 こんな方法もあるのですね。 以下も見ると、どうやら使用されるのはベンサミアナタバコ(Nicotiana benthamiana)ですね。オーストラリア原産で、先住民が噛みタバコとして古くから利用している種です。 ✩植物由来のコロナワクチンが最終治験に、まもなく実現か 高額な培養設備が不要、「植物由来ワクチン」とは(日経ビジネス2021.9.3)(インフルとかノロも、すでに治験が進んでいるようです) タバコ属の成長は確かに凄いで

バタフライピーの青色素

バタフライピーの青色素の話題が出てますね。 バタフライピー(=チョウマメ)という花から取れる安定で鮮やかな青色素です。恵比須化学さんが抽出に成功しています。一般的な花に多く含まれるアントシアニン類は不安定で単離できてもすぐ退色するので色素として商業的に流通させることは困難です。 バタフライピーの青色素「テルナチンA1」もアントシアニンの一種なのですが、基礎骨格のデルフィニジンに糖類が結合した構造のため糖の立体障害によってアントシアニン骨格の水酸基が保護されており、水和など

190年前の「失われた」植物図鑑 手描きの植物画 13点

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/042400575/?ST=m_column 貴重かつ美しいスケッチです。 同時には出ない葉を線画のみで表現する手法もユニークです。 写真を見ると、何事かびっしりと記述されていますね。何が書いてあるのか気になります。公開されることを期待。

アブラナ目の中に「ティガノフィトン科(Tiganophytaceae)」が新設されました。

植物分類に関する大きなニュースです。 アブラナ目の中に「ティガノフィトン科(Tiganophytaceae)」が新設されました。 https://novataxa.blogspot.com/2020/04/tiganophyton.html?m=1 正確には、南米ナミビアにて見つかった常緑矮性低木「Tiganophyton karasense」が2020年4月20日に新種として報告され、遺伝子配列による分類から、ケーベルリニア科やバティス科、サルヴァドラ科という既知の科と

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スイレン属 [Nymphaea]

ヒメツルソバ [Persicaria capitata]

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ハボタン [葉牡丹] Brassica oleracea,フウチョウソウ目アブラナ科

ネナシカズラ[根無し葛]|Cuscuta pentagona, ナス目ネナシカズラ科

ネナシカズラ(根無し葛)|Cuscuta pentagona, ナス目ネナシカズラ科 ネナシカズラの侵略。やや不気味。 その名の通り自分では根を張らず取り付いた植物から栄養を吸引します。自分で光合成する気がないので葉緑素を持っていません。なので黄色。

世界らん展日本大賞2020

今年も開催されます。東京ドームにて、2020/2/14金〜2/21(金)まで。 毎年楽しみにしています。今年も参加予定。

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アジサイ[紫陽花]|Hydrangea macrophylla, ミズキ目アジサイ科アジサイ属

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クレマチス