大島 有貴(Yuki Oshima)

plana inc.代表。 お酒を創る人の想いを伝えるフリーマガジンterra(テッラ…

大島 有貴(Yuki Oshima)

plana inc.代表。 お酒を創る人の想いを伝えるフリーマガジンterra(テッラ)編集長。文章を書くお仕事もしています。ふたりの娘ちゃんがいます。

最近の記事

失われた大きな物語をもとめて

「置かれた場所で、咲きなさい」。 よく聞くこの言葉。 置かれた環境下で咲く、輝けるよう努力しなさい。 周りに馴染めるように努力しなさい。 うまくいかないのは、自分の努力が足りないから。 私たちは学校や家庭で、そんなふうに言われてきたのではないでしょうか。 私はこのような言葉を、自分の子どもには投げかけたくないと思います。 「失われた物語」をいつまでも追い求め、幻想を抱いている日本の社会について私なりに考察したいと思います。 人口減少はしているけど、労働者が多様化

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    • 誰もが、自分らしく生きるためにーサステナブルとは。

      サステナブル。 みなさんは、この言葉をどのように感じますか。 「最近、流行っている」、「なんかお洒落」といったライトな印象から、「これからはサステナブルな行動をしていくことが、人類としての義務だ!今すぐ皆、竹のストローを使うのだ!」といった明確な意識。 はたまた「難しいことは分からないけど、地球と共に生きていくという当たり前の概念が広まることは、いいことだよね」というフラットな意見まで、さまざまだと思います。 そして、そのさまざまな捉え方自体をも、サステナブルは良しとして

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      • インタビューマガジンをnote上で刊行しました。

        お久しぶりです。大島です。 前回の投稿から丸一年…。と思いきや、まだ4ヶ月しか経っていないのですね。びっくりです。かつお節の写真に頼った記事だったな。笑。 わたしは最近、とても気になることがあります。 コロナという非常時であることにより、他人を認められない。普通と違うものは全て受け入れられない。という人々の気持ちを、さまざまな形で目の当たりにすることがとても増えたこと。それにより、自ら命を断つ人がいるということ。 「みんな、そのままでいいんじゃないか」と思うのです。同じ

        • 敬称で呼ばれたくない。

          そう思う。 31歳。女。妻。子どもがふたりいるママ。 元ソムリエール。元営業マン。写真スタジオのプロデューサー。そして、ライター。 …私にはたくさんの敬称がある。 何も敬称がなくただの「わたし」だった「私」に今は、たまらなく戻りたい。 それは、いくつの時までのことか…考えてみたが、分からない。そんなこともあり、自己紹介がなかなか書けずにいた。まずは、私の好きなことを紹介しようと思う。 私が好きなこと。それは、まずお酒を通して色んな場所、人に出会うこと。よく一人で色ん

        失われた大きな物語をもとめて