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125.窓からのぞくいろんなこと

窓の設計って、けっこう建物の印象を左右するなあと感じます。

丸い窓、四角い窓、小さい窓、大きな窓。

いろいろありますが、個人的には
大きなガラス窓は開放感があってスタイリッシュな感じがして、けっこう好きです。
都心の高層ビルなどはけっこう、大きくて透明なガラス窓が目立つイメージです。

べつに私はそういう窓や建物の設計の仕事をしているわけではないのですが
ただ単に、大きな窓ってかっこいいなあと思います。

ときおり、外からも中の様子が丸わかりなほど大きな窓のオフィスを見かけませんか?

開放感があってかっこいいのはそうなのですが、こんなにもオープンにしているのって、社員の方々はどう感じるのだろう?と考えたりします。
仕事している様子がすべて見られているので、恥ずかしいと感じる人もいるのでは?

窓にそんな関心を抱いている中で、下記のような記事を見つけました。
この記事の中で紹介されている、(株)ZOZO本社社屋の窓がすごい。

そして、この前提が素敵だなと思いました。

ZOZOは「社員が楽しく働く姿を見てもらうと同時に、街を歩く人々の日常をスタッフが目にすることでインスピレーションや新しいコミュニケーションを生み出したい」という考えの下、開放的なガラス窓を設計のカナメとしました。

見て見られて、ワクワク。ガラス窓越しの視線コミュニケーション

「ZOZOで働く社員は、楽しく働く!」
「そんな楽しく働く姿を、外の人に見せるんだ!」という前提で、強い思いをもって設計しているわけです。

ネガティブに捉えるならば
「これだけ外から丸見えだと、眠たそうにするなど、かっこわるい仕事の仕方はできないな。ちゃんとしなければ、、。」
というような、いわば「強制されている、窮屈」のように感じてしまいそうです。

しかし、ポジティブに捉えるならば
この大きな窓の環境の中で、身だしなみを整え、生き生きと働くということが習慣した先には、これだけおしゃれでスタイリッシュな職場で、かっこよく働いている自分なんだという自負心も芽生えそうです。

さらに、そういったポジティブな考えの人、自分を磨きたいマインドのある人が、このオフィスの設計や思いに惹かれて、入社していくのかな、なんて思いました。

先に環境をつくって、その中で人が育つのか
その環境に価値観が合う人が引き寄せられるのか

きっとそんなことが起こって
結果として、素敵な人が集まる、素敵な会社・組織になっていくのかなあなんて思います。

今回は、思ったことをつらつらと語る記事になってしまいましたが
また次回。


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