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エッセイとノンフィクション、日記とか雑文、駄文も

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過去に書いたエッセイやノンフィクションをまとめていこうと思います。身バレ防止の為、ほとんどの作品で、随所に創作を交えております。 あと、日記のような雑記とか雑感なども、適度にフェ… もっと読む
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彼女達のピアノ 第1話

彼女達のピアノ 第1話

第1話 『彼女の記憶』 年齢を重ねるということは、未体験ゾーンに足を踏み入れることと同じなのかもしれません。予めその世界を学び、イメージすることは出来ても、予め体験しておくことは決して出来ないのです。
 そして、それは、人生に限った話ではないでしょう。あらゆる動物も植物も……もっと言えば、国も街も海も山も科学も音楽も、みんな一緒なのです。
 勿論、ピアノも。



 もう、何年も前の話です。当

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愛読書三選!(#愛読書で自己紹介)

数人の相互フォローのお友達も参加している、山根あきらさま主催の興味深い企画に、私も参加させていただきたいと思います。
山根あきらさま、厚かましくもフォロー外からですけど、よろしくお願いいたします。

まず、募集要項を一部抜粋させていただきます。

私が人生でものすごく影響を受けた作家さまは、三人に絞れます。
いえ、十人あげろと言われれば十人いますけど、限界まで絞り切ると三人になります。
特に感動し

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PVの話でも

 先日、#スズムラさん がPVのことを話題にされていましたので、ちょっと便乗させていただきます。

 先ず、PVとは何か? ということから始めますと、これはページビュー(page view)という意味です。なので、PV数は単純にそのページが開かれた回数のことです。週間PVが500の記事なら、1週間で500回、その記事が開かれたという意味です。
 大切なことは、500人が訪れたという意味ではないこと

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評判、実績、信頼の循環

 オーディオマニアに関する記事のゴタゴタに少し関連する話ですが、旦那のお客様にとんでもないレベルのお金持ちがいます。Yさんとします。Yさん自身はオーディオマニアではありませんが、音楽愛好家で音楽の為に私財を投げ打って様々な活動をされている方です。
 ちなみに、Yさんは◯◯という有名なお店の創業者でもあります。◯◯は、多分誰もが知っているお店です。

SNSでのコメント

 SNSを利用する目的の一つとして、投稿するコンテンツをきっかけに、コメント欄で交流を楽しむことがあげられます。もちろん、SNSとの向き合い方は人それぞれですので、そうあるべきとか、そうした方がいいって話ではありません。

テキストのみのエッセイについては、逆SEO対策として、外部サイトで公開することにしました。
過去作についても、既に編集済みです。

(続)オーディオマニアとの闘い

(本文約10,000文字)

 私が書いたあるエッセイに関して、投稿後、半年近くも経過してから起きたことを書きます。長文になりますし、個人的に腹が立ってしまったというネガティヴ路線の話ですので、ご興味ない方はスルー推奨です。



 問題のエッセイは、こちらになります。

 予め、明確にしておきたいのですが、このエッセイは、投稿時から一字一句たりとも編集していませんし、カットも追記もありません。

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朝っぱらからパンを焼いた

朝っぱらからパンを焼いた

今日は仕事がお休みなので、息子を見送ってからパン作りを始めました!

簡単レシピですけど、結構美味しく焼けます!
発酵機能付きのオーブンレンジがあれば、誰でも出来ます。
所要時間は2時間半ぐらいです。

【材料】
・強力粉(「はるゆたか」を使いました)200g
・砂糖 20g
・ドライイースト 3g
・塩 3つまみぐらい(何故か塩だけ適当😂)
・牛乳 140g(40度に湯煎)
・バター 20g(

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似非エッセイ『HANA-BI』(#シロクマ文芸部)

(本文588文字)

 ありがとう、ごめんね——。
 そして、海岸に二発の銃声が鳴り響く。

 北野武監督の「HANA-BI」は1998年公開され、第54回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞(最優秀作品賞に該当)を受賞した、日本映画史に燦然と輝く名作です。そのエンディングに、冒頭に書いたやり取りがあるのです。

 実は、この台詞は主人公(たけしさん)の妻役の岸本加世子さんのセリフですが、この夫婦はシ

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「六次の隔たり」と「友達の輪」

「六次の隔たり」と「友達の輪」

 私の中で、今も昔も不思議なテレビ番組が「笑っていいとも」です。
 説明不要であろう国民的長寿番組ですが、随分前に放送が終了した番組なので、もしかすると、若い方の中にはリアルタイムでほとんど観たことがない方もいるかもしれません。なんせ、最終回から十年近くも経過しているのです。2014年3月31日終了だったそうです。

自分は正しい症候群

 老齢による弊害のことを、一般的には「老害」と呼びます。「害」という漢字を使っていることからも分かりますが、老害はネガティヴな意味で使われる言葉です。

 さて、この「老害」という単語、近年になりよく見聞きするようになったと思っていたのですが、この言葉が生まれたのは、何と今から四十年も前のことだそうです。1983年(昭和58年)に出版された、松本清張の「迷走地図」という長編の中で使われたのが最初だ

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似非エッセイ『十二月』(#シロクマ文芸部)

似非エッセイ『十二月』(#シロクマ文芸部)

(本文3,640文字)

 十二月は「師走」と呼ばれるように、「師」の付く職業が忙しい月……と小学生の頃、担任教「師」は言いました。とっても素直な小学生だった私は、ずっとそう信じていました。
 いつしか私も「師」の付く職業に就くようになり、十二月が忙しくても「師走」だから仕方ないね、と諦めていたのですが、最近になり、なんと「師走」の「師」は「師の付く職業」のことではないらしいことを知ったのです。ど

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連投とミュート

連投とミュート

 今回のお話は、特定の方への批判や皮肉に繋がり兼ねないので、慎重にオブラートに包んで書いた方がいいのでしょうけど、面倒なので大胆に書きます。



 大昔、某SNSである方のフォローを外しました。まぁ、それだけだとなんてことのない話ですけど、その理由がなかなか切実なのです。実は、その方、毎日何十回と投稿していたからでした。
 インスタやXのような「ミュート」機能が実装されていれば良かったのですけ

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アップデート

 最近、宮部みゆきさんの「レベル7」と「模倣犯」を読みました。
 姉が近々入院することになりそうで、読まなくなった本を欲しいと頼まれ、本棚を整理していた時に出てきた本です。どちらもすごく好きな本だった(記憶がある)ので惜しい気もしたのですが、何十年も本棚の肥やしにしかなっていなかったのも事実。断捨離も兼ねて、手放すことにしました。

猫の絵の話でも😺

noteではキチンと紹介させていただいたことがないのですが、時々鉛筆画で猫の絵を描いているんです。

「ニャンコの目」というマガジンに合成画像を収録してしていますが、あれは私の描いた鉛筆画に目だけホンモノの写真を合成しています。

あと、「スキ」を押してくださった方へのお礼画像も、全て私の描いた鉛筆画です。
猫の絵も二つ含まれています。

そのうちの一つがこちらです。

去年の12月に描いたMちゃ

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