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事例研究 | "今日の注目記事"に選ばれるためには...


はじめに


 ふだん私は、フォローしている方の投稿する記事を読んだり、「初投稿」してnoteデビューした方々の記事を中心に読んでいます。

「今日の注目記事」は、ふだんあまり読まないのですが、フォローしている方が選出されると、とても嬉しいものです。

 少し前になりますが、稲垣経営研究所さんの記事が、「今日の注目記事」に選出されたときは、我が事のようにとても嬉しい気持ちになりました。
 イラストの描き方を丁寧に説明した、たいへん熱のこもった素晴らしい記事でした。



(1) 今日の注目記事への思い


 私がnoteを始めたのは、およそ2年前ですが、初期の頃(1年目)は「今日の注目記事」に選ばれるには、それなりに長い期間noteをつづけてきた人でないと、選ばれることはないんだろうな、と思っていました。

 そのような認識が変わったのは、さぼてん主婦さんの記事が「今日の注目記事」に選出されたときでした。



 さぼてん主婦さんの記事が「今日の注目記事」に選出されたのは、当時noteを始められてから、まだ3ヶ月も経っていない頃でした。

 私がフォローさせて頂いてから、まだ1週間かそこらの出来事だったので、正直に言って、とてもうらやましかったです。私だったら大騒ぎするところですが、ご本人は事の重大さに気がついていらっしゃらない様子でした😊。
「はぁ~?」という感じで😊。

 たしか「何万という記事の中から、数人しか選ばれないスゴいことなんです」みたいなコメントをどこかに書かせて頂いたと記憶しています😊。


(2) 「今日の注目記事」研究


 それから少しの間、「今日の注目記事」に選出されるには、どのような記事を書けばよいのだろう?と考えたことがあります。


 まず、わかりやすい言葉で書くこと。気持ちのこもった記事を書くこと。また、ふだんから質の高い記事を書くことが大切なんだろうと考えました。

 注目記事に選出されたら、他の記事も読まれることになるでしょう。他の記事を読んだら「大したことない!」なんて思われそうな記事ばかり書いていたら、そもそも選出されないだろうと。

 次に考えたのは、「どのようなトピックが選ばれやすいのか?」ということでした。
 何日かつづけて「今日の注目記事」を読んでいたら、「どこどこへ行って来ました」という紀行文・体験談のような記事が多いな、ということに気がつきました。

◎景勝地やイベント、あるいは紀行文のような記事。
◎業界の裏話的な記事、あるいはトレンド。
◎経験した人にしか書けないような記事。

 たまに短編小説も選ばれていましたが、毎日投稿される小説の割合から考えると、「少ないな」という印象でした。

 また、ビジネスやマーケティング関係の注目記事では、「常連さん」が多いという印象でした。


常連様はこちら😊(↓)
かなりうらやましい、ふふふ😀。


 こんなふうに考えていたら、私には無理だな、と諦めモードになりました。

 しかも、去年の秋頃から冬頃には、せっかく一生懸命描いたイラスト記事が運営者側から何の通告もなく、いくつもいくつも削除されることが相次ぎ、noteなんか辞めてやる!!!と、自暴自棄になっていました。

 とりあえず、自分が書こうと温めていたことをすべて書き上げたら、それ以上投稿するのはホントにやめようと思っていました。

 そんな中で書いたのが、小学生で学ぶ分数の足し算の記事。
 通分して足し算するのは、ほとんどの人は知っているけれども、そもそも何で通分するの?、と聞かれたら説明に困る人も多いのでは?、と思って記事にまとめてみました。たしか30分もかけずに書いた、何の変哲もない記事でした。



 ふだんより力を抜いて書いた記事ですが、結果的にこの記事が私の初めての「今日の注目記事」になりました。
 「えっ?!これが???」という感じでした。


(3) 注目記事に選出されると


 注目記事に選出されると、ビュー数はどれだけ伸びるんだろう?と思って確認したら、ふだんでは考えられない増え方をしました。
 わずか4~5時間で、8000ビューくらいに達していました。
 最終的には、5桁のビューになっています。


(4)「今日の注目記事」その後


 1度選ばれてみると「なぜこの記事が選ばれたんだろう?」と考えます。

 個人的な感覚からすると、特に普段より力を入れて書いたわけでもないし、自分で自分の記事の中から選ぶとしたら、他の記事を選ぶだろうと思ったりします。


 選出する側の方は、おそらくすべての記事を読んでいるわけではないでしょうし、クリエイターからの「推薦」などを参考にしながら、どの記事を「今日の注目記事」にするのか決めるのでしょう。だから、「運」に左右される面も非常に大きいと考えます。


(5) 運に左右される面はあるが、運だけではない


 「今日の注目記事」は、多くの方に読まれる記事であるため、汎用性の高い記事が多いです。
 また、個人的な熱い想いをつづった記事も選出されますが、特殊性があり真似することは難しくても、読んでいて「わくわくする」「心が軽くなる」といった面で、汎用性の高い記事と共通するものがあります。

 趣味や仕事への情熱が感じられる記事が「注目記事」には多いですが、アイデアの斬新さが高く評価されることもあります。



 例えば心琴さんの「バーチャル登山」シリーズ。公式マガジンに登録される前から注目していましたが、発想が素晴らしいですね。バーチャル旅行をする人は多くても、記事にする人はほとんどいませんでした。まるで「コロンブスの卵」のようです。思っていても記事にする人と、記事にしようとしなかった人との差は大きいです。また、読んでいる私も楽しい気持ちになりました😊。

 他の人がまだ記事にしていないテーマを探してくることは大切ですね。自分の普段おこなっていることは、逆に当たり前過ぎるように思えてしまうことが多いです。

 しかし、自分の日常というものは、他の人にとっては非日常です。
 
 そういった話題でも、シリーズ化してみると、独自性のある輝きが生まれるものです。


(6)「今日の注目記事」の特徴


「今日の注目記事」に選出されやすい記事の条件をまとめてみます。


汎用性があること。特殊な話題であったとしても、読んだ人のそれぞれの分野において、転用できる内容であること。


誤字・脱字が少ないこと。


政治的に中立であること。


読後感が清々しいこと。


普段から質の高い記事を書くこと。


情熱が感じられること。


視点・アイデアが斬新であること。


その人にしか書けない内容を含む記事であること。


(7) 推薦したいクリエイター


 (6)で書いたことは、私が思う「今日の注目記事」の基準です。実際はおそらく違うでしょう。しかし、大きく外しているとは思っていません。

 最後に、「今日の注目記事」に、私が推薦したいと思うクリエイターの記事を挙げておきます。
 (6)に挙げた基準をすべてクリアしていると個人的に思っています😊。


糸、ラムネ好き成りさん



瑞木早紀さん



まとめ


 「今日の注目記事」に選出されたときは、喜びの気持ちや感謝の気持ちを記事にされる方は多いと思います。私もその1人でした。
 実際にどのように選出されるのかは、私には分かりません。無作為に抽出した中から選んでいるのかもしれませんし、クリエイターの推薦を参考にしているのかもしれません。

 しかしながら、「今日の注目記事」に関して、客観的に考察している記事が少な過ぎるような気がして、今回この記事を書いてみました。

 この記事を書いてみて思ったのは、noteにおける「いい記事ってなんだろう?」ということです。期せずして「理想的な記事とはなにか?」を考えることになりました。

 「今日の注目記事」に限らず、他の方の記事を読みながら、これからも吸収していきたいです😊。


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