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Vtuberの人権、キャラクターの人権

 たまたまカーラジオで、Vtuberへの中傷に関する裁判のニュースを聞いた。

 ネット関係の話題について、まったく詳しくは知らないのだが、時代によって、個人の在り方や、中傷の仕方が変わっていくことを知った。私が理解した範囲で、記事を書いてみたい。間違っていたら、御指摘していただけるとありがたい。

 基本的には、「中傷」とは過去の判例によれば、「個人が特定できること」が必要なようだ。
 例えばだが、「関西人は◯◯だ」「✕✕県の人は~だ」のような言い方で悪口を言った場合は、中傷には当たらないと考えられている。
 もちろん自然人(ふつうの人)ではなくても、法人(企業などの団体)に対する悪口は、中傷に当たるという。

 ではVtuberに対する中傷はどうなるのか、というのが裁判で争われたことらしい。
 実名や容姿を公開することなしに、いわゆるアバター(本人の作ったキャラクターのようなもの)は、中傷の対象になるかどうか?

 私は、SNSはnoteがメインであって、ほかのSNSはよく知らない。しかし、noteでも同じようなケースは想定できる。
 クリエイターの名前は、実名の方もいらっしゃるが、名前はニックネームみたいなものだし、アイコンも個人の写真を使っていない人も多いだろう。

 私も本名のままではないし、私のアイコンも私の写真ではない。


 裁判のことについては、述べるつもりはない。ただ、リアルな顔も名前も知らなくても、温かさを感じることもあるし、必ずしも好意的ではないことを書かれることもある。
 
 アバターを中心に活動していれば、個人そのものと、もはや変わらないような気がしているが、あなたはどう考えますか?

 個人の情報発信の仕方は多様化している。また、この裁判とは異なるケースもこれから先、おそらく登場してくるだろう。法が整備されていくことを望むが、立法上あらゆることを規制していくことは難しいだろうな、と思った。

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