詩 | あのね…fifty…

あのね、前から
いおうと思ってたんだけど
うそはつきたくないから
えっ！て思うかもしれないし
おもしろい話でもないから。

かつて、こんなことが
きになってたんだけど
くちに出してしまったら
けんかになるかな、と思って
こわかったの、わたし。

さらっと言えればいいけれど
しらないほうが君のためかもなんて
すきとか嫌いとか
せめるような口調になってしまうと
そんな気もしてね。

たとえば、こんなふうに言ったら
ちがうような気もしたし
つらいと言えばそれも違うし
てのひらを返すようなことは
とても言えなかったの。

なんと言われてもいいけど
にくまれても仕方ないけど
ぬくもりを感じていると
ね、分かるでしょ
のりだけで言えるわけじゃないの。

はっきり言わなくちゃ、と
ひんしゅくをかうかもしれないし
ふくんだモノの言い方はいやだし
へんに勘ぐられるのも嫌だし
ほんとうに変だよね、わたし。

まんがみたいな恋もしたかったし
みんなが羨むような恋もしたかった
むりだとは分かっていても
めんどうくさい奴だと思われても
もうコリゴリだったから。

やっぱり最初からわたしたちは
ゆうじょう以上の恋なんて
よしておくべきだったのね。

らくになりたい一心で
りんとした勇気をもてず
るろうばかりしてきたけど
れんあいってさぁ
ろくなことない！なんて言えなかった。

わたしって、わたし" が " じゃなくて
"を" 愛してほしかっただけ
ん？、なんて顔しないでよ。

以前書いた記事の再掲です。
あいうえお作文。

👨それで、、、この記事は、、、。

なんのはなしですか？

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