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不動産×ITで想いを実現させる!PICKのCPOが語る、挑戦し続けるカルチャー

こんにちは!PICKの重本です。
今回は社員インタビュー第3弾ということで、PICKのCPO(Chief Product Officer)を務める藤井 俊成(ふじい よしなり)にインタビューを実施しました。なぜハウスメーカーからIT業界へ転職したのか、PICKでの仕事のやりがいや文化についてお話を伺いました。

藤井 俊成(ふじい よしなり)
株式会社PICK CPO  
大学を卒業後、積水ハウスに入社し、約5年間戸建て営業を経験。
その後経営コンサルへの転職を経て、2022年1月にPICKに入社。


これまでのキャリア

ー これまでのキャリアを教えてください

大学卒業後、新卒入社した積水ハウスで戸建営業として5年間働いていました。
私がまだ学生の頃、中野駅に一つの商業ビルが建ったんです。それ以来、中野駅を使う人たちの導線がガラッと変わってしまったのを目の当たりにして、「建物の力ってすごいなぁ」と衝撃を受けました。
そのことをきっかけに街づくりや都市計画といった分野に興味を持つようになり、折角やるならインパクトの大きな仕事ができそうな大手がいいなと思って積水ハウスに入社しました。
その後5年間ほど営業マンとして様々な経験を積ませてもらう中で、自分の思い描いていた「インパクトの大きな仕事」をやるというのは、一企業の中に居るだけでは難しいと感じるようになりました。
できる仕事の大きさもそうですが、会社内のルールに縛られているため、私が「これは人々の生活を豊かにする建物だな」と感じた案件でも失注せざるを得ない場面があったりしたんです。当時はとても悔しい想いをしたことを覚えています。

ー その後は経営コンサルに入社されたんですね

はい。インパクトの大きな仕事ができるのは何も不動産業界だけではないのではないかと思い、様々な業界と関われる日系のコンサル会社に転職しました。
販管費(経営コスト)の最適化が主な業務だったのですが、その中で様々な業界に触れ、自分の中の当たり前が音を立てて崩れていきました。私がいた世界である不動産や建築とは全く違う世界がそこにあったんです。コスト構造やビジネスモデル、そこで働く方々がどのような努力をしているのかなど、非常に勉強になりました。

ー なぜ経営コンサルから転職されたのですか?

業務内容はとてもやりがいのあるものだったのですが、コンサルタントの立場からできることはあくまで提案や伴走であって、主体的に事業を動かしているのはクライアント企業に所属されている社員の方々です。
様々な業界のプロジェクトに関与させていただく中で、改めて、この経験を活かして主体的に意思決定を行う働き方にチャレンジしてみたいという想いが強くなり、事業会社への転職を決めました。

PICKへ入社を決めた理由

ー どうしてPICKへ入社されたのですか

一言で言えば、積水ハウス時代の大先輩である普家さん(現PICK CEO)に声をかけられたからです(笑)
というのは半分冗談で、主な理由は2つあります。

一つ目は、IT企業だということです。
経営コンサルの仕事をする中で、残念ながら経営状態の好転が難しいケースもありました。業界的に「在庫」を多く抱えるビジネスモデルであったり、外部要因から「サプライチェーン」の再構築が困難なケースなどは支援できる内容が限られてしまうんです。その点、ITには在庫がない。特にSaaSというのは基本的な仕組みでいうとサーバーで動いているソフトウェアひとつしか「製品」が存在しないわけです。

もちろん、サーバー代などのランニングコストや人件費はかかってきますが、在庫をもつビジネスに比べたら原材料の高騰や需要の増減などの外部要因からくるアクシデントに対して圧倒的に強い。

一回作ってしまえば製造費がかかりませんからね。ズルいなとコンサル時代に思っていました(笑)
それでいてスケールする可能性は無限大です。まさに「インパクトの大きな仕事」ですよね。

二つ目は、扱うドメインが不動産だということです。
コンサル時代に様々な業界に触れた上で、やっぱり不動産が好きだなって思ったんです。戻ってくるべき故郷というか、古巣というか(笑)
もちろん、今までの私の経験が最も活かせる分野だということも大きいですが、合理的というよりは、心理的なものですね。

実際に働いてみて

ー 入社前と入社後のギャップはありましたか

ギャップというかはわかりませんが、ITについて0から勉強するのが結構大変でしたね。決してITをナメてたわけではないのですが、覚えることがこんなに多いとは思いませんでした(笑)
これまでも、エンジニアやデザイナーの皆さんには沢山のことを教えてもらいました。
開発チームと良い連携が取れるよう、これからも継続して色々なことをキャッチアップしていくつもりです。

現在の業務内容について

ー 現在の業務内容について教えてください

一言でいうと、プロダクトの技術的な部分以外の全てです
プロダクトの完成系をざっくりと想像しつつ、社内の意見やお客様からのご意見を元に、優先度を決め、実装機能をスケジューリングします。
プロダクトの製造だけでなく、認証の取得、規約の作成や改訂、営業資料の作成など、運用に必要なことも行います。

やりがいについて

ー 藤井さんは仕事のどのような場面でやりがいを感じますか?

やはり実際にお客様から「便利になった」、「効率化できた」などの嬉しいお声を頂いた時ですね。
また、どのような機能があればお客様の業務効率化に繋がるかを自分の頭の中で仮説を立て、プロダクトに落とし込むのですが、その仮説が間違っていなかった時もなんとも言えない達成感というか、やりがいを感じます。

ー 仮説が外れてしまう時もありますよね?

もちろん、外れることもあります。しかし、それはそれで面白いというか、自分の中に新たな発見と引き出しができた喜びの気持ちの方が大きいです。
その経験を次の機能追加に活かすことができれば、もっとお客様にとっていいプロダクトにできるじゃないですか。
そういう意味でも、プロダクトマネージャーって楽しい仕事だと感じていますね。

ー 大変なことはありませんか?

もちろんあります。一言で不動産といっても、様々な業務形態があります。
売買や賃貸、土地や一戸建て、マンションなどの違いだけでなく、各業者が不動産取引という大きな流れの中のどの位置にポジションをとっているのかで必要となる機能が異なってくるんです。
その取捨選択が非常に難しい。
PICKFORMの軸の一つに「圧倒的にシンプル」というものがあります。
それは、我々のお客様である不動産業界に、まだまだITに不慣れな側面があるからです。お客様のためにも、シンプルであり続けたい。
つまり、最大多数のお客様にフィットする、必要十分な機能を持つ製品にしていかなくてはなりません。
どうやったらそれが実現できるか、毎日考えていますね。

働くうえで大切にしている価値観

ー 働く上で大切にしている価値観などはありますか?

謙虚であること。また、柔軟であることを常に意識しています。
謙虚さというのは、常に学ぶ姿勢を持つということです。私はまだ何かを成し遂げたわけではありませんし、「これができる」と、他人に自信を持って誇れるほどの実績があるわけではありません。
柔軟であるというのは、自分の中で結論を決め付けることなく、常に異なる意見に耳を傾けると言うことです。

ー 確かに藤井さんは常にメンバーの声に耳を傾けている印象があります

はい。しかし、CPOという立場上、私が決めないと前に進めません。なので、各方面の声に謙虚に耳を傾けた上で、最終的にはオーナーシップを持って判断を下しています。

どんな人と一緒に働きたいか

ー 藤井さんはどんな方と一緒に働きたいですか?

未知のことに怖がらずチャレンジできる人ですね。PICKの「VALUE」の一つでもある「大胆にやろう」ができる人と一緒にどんどんチャレンジしていきたいです。
あとは、不動産や建築に興味がある方も大歓迎です。興味はあるけど経験がないという方でも、PICKには未経験の分野に挑戦できるカルチャーがあります。自分の専門分野を広げるチャンスだと思うので、非常にオススメですね。

PICKのカルチャーについて

ー 藤井さんが感じたPICKのカルチャーについて教えてください

とにかくやろうと思ったときにNOと言わないカルチャーです。
なので、「やります」と言った分だけ仕事が増えます(笑)。
あとは、比較的温厚で優しい人が多いですね。常に対話して、押し付けたりすることがないです。個人的に非常に働きやすいと感じています。

最後に

ー 最後に、PICKへ入社を迷っている方にメッセージをお願いします。

とにかく何かにチャレンジしたいと思ったら、PICKが最適です!未経験だけどこういうことにチャレンジしたいと言うパッションを持っている人には超おすすめの環境です。元気な人お待ちしてます!

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