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選挙帰り - 最近何をしたか 6/26-7/6

選挙帰り

参議院選挙があった。今日だ。だから私の選挙のことを書きたい。だが、その前に先に言っておきたいことがある。今回の選挙は最低になってしまった。安部元首相の狙撃事件。もう帰らないこの損失感。得も言われぬ衝撃。こういう卑劣な事件は嫌な思いとしてこの国のすべてに刻まれるだろう。そしてこの事件があった選挙に行くのはとてもゆううつだった。しかしだからこそちゃんと見据えて行かねばならないという気にもなった。

私は選挙権を得てから一度も選挙に行かなかったことはない。それは権利や義務を果たすとか政治活動に興味があるとかではなく惰性だったのかもしれない。いや、惰性というよりも私にとって選挙は子供の頃からの当たり前の出来事で、親に連れられてその時の日曜日、すぐ近くの高台の高校まで足を運んだ。小学校高学年くらいからはついて行かなくなったが、それまでは当たり前のイベントだった。私の家では家族で出かけることは少ないので珍しいことでもあったしね。

そういう刷り込みがあったからか、選挙権を得られる年齢が近づくと少しは選挙のことを考えるようになった。それが当たり前だと思っていたわけではないが、なんとなく考え始めていた。当たり前じゃないかとか、そうでなくてもいいとか、そういう選択肢ではなく、自分は自分なので納得できる政党や候補者、政策を見て知りたかった。その頃はテレビを見ていたし何も知らなかったのでテレビに踊らされてたのかもしれないな。とか思う。

それから今日まで思い返せばいろいろなことがあった。そうして考えると一つのイベントとしても色々あるなあと思う。その中でも一番印象深いのは終了時間ギリギリに投票に行くことになったときのこと。当時の近くの小学校。中心部の小学校が都会化による空洞化で統廃合され、近代化したとてもモダンな場所で、行くのが楽しみだった。そして一通り投票を済ませ、まっすぐ家に帰ってテレビを点けたら選挙速報の特番をやっていて、今投票した人が落選した。分からなくもなかったがさすがに乾いた笑いが出た。その小学校での投票を思ったらもう一つ思い出した。当時橈骨神経麻痺という病気というか怪我というかそういうのになっていた。利き手がピクリとも動かないのだ。それで選挙に行くのだが選挙管理委員会の代理の人が代筆ということになり、それがとても嫌だった。人を連れて行ってたのでそれではダメなのかと聞いたがダメだという。まあ利害がはっきりしないとかだろうが、本人がいて代筆なのになんの違いがあるのだろう。とも思った。しかしそうでないと投票できないというので従った。そういうこともあった。ただの思いで。

今回の選挙だけど、もちろん今日行ってきた。今回も世の情勢としては大変な時だ、もうそれだけに対処する意味のないウイルスへ対応を続けている現状、政府が国民に電気を使わないでくれという狂気、電力政策の甘さ、脱炭素という幻想一辺倒から変り身のできない体質、侵略に対して無関心な平和ボケ、喫緊でもそういうことはある。年金や消費税の増減税やインボイスにおける公平性などこれからを見ていかなくてはならないこともあるし、選ぶというのも大変かもしれないと思っていた。しかし行くからには決めなくてはいけない。もちろん白票だってあると思うがそれを選択したことはない。それらを考えて行ってきた。過去自分が家族に連れられて行ってきたときのように。ただ繰り返しているが、それだけじゃない。未来に対して多少は責任に加担したんだろうと思っている。


閉じた世界

随分前に書いたもの。その時の記憶が戻ってくる。甘美な世界。その記憶。前なので記憶の一部を失ってしまったけどそれはそれで仕方のないことだ。こうしてこころの一部は残っているから。これは真実ではなくどこかの内なる世界。記憶なんて曖昧なもの。その記憶の周辺に強烈な楔が撃ち込まれるとその影響は多大だ。それはそれぞれの記憶。内なる世界。


不安、不安、また不安

長い間PCや様々なガジェットを使ってきた。その中で躓いたいろいろなことが後に人間的不具合として出てきている。個人的問題だろう。他の面でも同様の不安的要素は表れているような気もする。どっちにしろ少しくらいの精神的な疾患かもしれない。それをどう抑えてゆくか考えなければならない、いや、行動してゆかなければならないのだろうと思う。不安がすぎるといいことはないから。


いつのまにか

そこに居たのはひとりとひとり。二人になって夢の中へ。現実にも存在していたけどね。時間が過ぎる過程では様々なことがある。それらを見ていたはずだった。大波がきたら落ちないようにきつく手を握っていたしね。寒いときはぴったりとくっついて離れられなかった。そうしてきたのにね。いつのまにか時間は過ぎてもうひとり。あっちとこっちのひとりとひとり。


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