見出し画像

痛み

実際はすべて忘れたくなる
この痛み
天から聞こえてくるのは
もっとツラい人もいる
だから甘えと言われるね
だけど
体が痛いと楽しくないよ
せめてこころでも

ただひとりでいると
自分ばかりを見つめるだけ
過去に生きてしまい
愚行ばかりを再認識するから
こころも痛いと晴れないね
単純なようで
この痛み
この体
このこころ
日の中に飛び込んで生まれ変わる
多分明日は不死鳥さ

大空を駆け巡り
他のものまで燃やしてしまう
そんな鳥になれるから
勝たないと
この痛み

開放されすべてを蒸発させる
そのカギは気持ち次第
これからどうすればいいのだろう

気がつくとすべて忘れたくなる
この焦燥
何をこんなにいらだって
焦っているのはどうしてなのか
分かってるはずなのに
見えない気がしている現状
封じ込めている笑顔
こころで笑顔が踊りだす
ペルソナ

善も悪もすべてを開放し普通の人間になれたなら
どれだけでも自分をさらけ出す
誰に信じられなくても
いや違う
誰にも信じられないなら生きていても意味はない
ひとりでいいのに
現在
この焦燥は自分を見ているから
どうしても越えられないもの

温度も湿度も何もかも不快ではない白
見上げるばかり
雪が降ってるんじゃない
ずっと動けずに
寒くない
痛くて苦しければとても寒いのに
白はどこまでも麻痺させ世界を固めるようで
もう苦しくはなく焦燥もない
それでも知っている
結局は繰り返し
鈍くても鋭くても同じ
この痛み



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?